バラマンディ・フィッシング]]W
新名所ケアンズ水族館
ケアンズ水族館 6KB
小振りな建物だけど内容は充実

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'18/3遠征



'18/3/23(金)
〜 どうしても減らせないモノ 〜


夕食メニュー 8KB 昨夜の夕食は、ステーキ&ライス。米粒はやや長めのインディカ米の類だったが、久しぶりに白米を食べて大満足。これに味噌汁が付いていれば最高なのだが・・・。過去の遠征では、とにかく日本から色んな物を持ち込んで、異国の地で不自由なく過ごしたい一心。インスタントの味噌汁は必携。カップラーメン、粉末スポーツドリンクも忘れずに、着替えやら身の回りの日用品などもアレコレと。持参するスーツケースは大型。これにギッシリと詰め込んでいた。今、考えると、よくまぁそこまで準備したなぁと感心してしまう。

嫁さんと再会 6KB 荷物を整理しながら、アレコレと考える。近年は、スーツケースを小型に変え、出来るだけ物を入れない努力をしているが、どうしても減らせないモノがルアー(笑)。遠征中、実際に使うのは数種類。数で言うと10数個なのだろうが、様々な状況を考えると・・・持参したルアーは、今回も180個を超えてしまった。例年150個から200個持参しているから、未だに荷物を減らせない。

 「折角だから色々なルアーを使いたい」「新商品を試したい」「ロストしたら辛いから予備を」という気持ちがとても強いのだが、結局、釣れるルアーは、船上で直ぐに絞られてくる。「何年経っても釣れるルアーは釣れる」ので、限られた時間の中で魚を確実に釣るためには、実績のあるルアーの出番が多くなる。これから豪州遠征に行く釣り人の皆さんのお役に立ちそううな情報は、当サイト内の「バラマンディ攻略ルアー」「バラマンディ攻略シークレットルアー」。東南アジア方面の巨大魚釣堀で使うルアーとは、また少し違うので興味がある方はご覧あれ。また、YouTubeでは、バラマンディ攻略ルアーを紹介しているのでこちらも必見。

〜 嫁さんとの再会 〜


シエナ 8KB 今朝は午前5時起き。着替えだけしてテリーと一緒に車でケアンズ空港に走った。目的は西オーストラリア・パースに一人旅立った嫁さんのお出迎え。この数日間、釣りに没頭して、途中、一度も彼女と連絡を取り合っていなかった。「便りがないのは、良い便り」とも言うが、果たして嫁さんは、無事にケアンズまで帰ってこられるのか? 今になって心配になってきた。彼女は、何処かに出掛けるたびに、落し物や忘れ物、怪我をしたりとハプニングを連発。果たして元気な姿を見せてくれるかどうか。

ケアンズ水族館 10KB 搭乗しているハズのパース発のケアンズ到着便は20分以上遅れたあげく、嫁さんは中々姿を見せない。国内線なのでチェックは緩いと思うのだが、また何かやらかしているのかもしれない。暫らくして、テリーと出口方面を見ていると、スーツケースを引きずって女性がヨロヨロと歩いてきた。機内はとても寒かったのか、首にストールを巻き、ブランケットに身を包んでいる。

 その人は、案の定、嫁さん。「一人旅を満喫してエネルギー充電、元気ハツラツ!!」って感じは全くなく、とても疲れ切っていた。どうやら、ケアンズからパースに出発する時も飛行機が遅れ、帰路も遅れてグッタリしてしまったらしい。お互いの積もる話は置いておき、取りあえずテリー宅へ。そして、シリアル中心の簡単な朝食を頂き、少しの間、仮眠する。

〜 新名所ケアンズ水族館 〜


ケアンズ水族館 8KB 息子ライアンが住む家のリフォームを手伝いに行くテリーと別れ、私達夫婦はマリアさんの運転でケアンズ市街地の観光へお出掛け。朝からテンションが上がりっぱなし、ずっとと何かペラペラと話しているシエナも車に同乗した。私がアレコレと写真を撮っているのを真似してか、オモチャのカメラでシャッターを押しまくっている。最初のうちは、私達を見て、怪訝な顔をしていたが、もうすっかりお友達。言葉は通じないが、お互いヘラヘラと笑いあう。

ナイトマーケット・フードコート 10KB かれこれ20年もケアンズに通っているのだが、市街地を散策したのは数回しかない。立ち寄る場所と言えば、大橋巨泉さんのOKギフトショップぐらいだった。マリアさんには、適当な所で私達を下ろしてもらい、後は夕方まで自由行動。今回は、2017年9月にオープンしたばかりのケアンズ水族館が市街観光のメインだ。「ケアンズに何故、水族館がないのだろうか?」とずっと不思議に思っていたのだが、「ついに出来た!!」って感じ。目の前には広大で生き物が豊富にいるグレートバリアリーフがあるので、水族館なんて必要なかったのだろうか。

 割と小さな建物なのでさほど期待はしていなかったのだが、予想を上回る展示物の数だった。グレートバリアリーフに生息する生き物は当たり前。私が長年追い求めているバラマンディやサラトガをはじめ、大型のスーティーグランターやジャングルパーチなど淡水エリアにいる魚類も沢山。淡水に生息し、巨大に育つノコギリエイ(Sawfish)も必見だろう。ノコギリエイの泳ぐ姿は、メチャ格好が良いのである。水辺の爬虫類等も含め、クイーンズランド州に生息する15,000種類以上の生物を集めてあるらしく、見応え十分だった。

〜 ケアンズ市街観光 〜


海岸エリア 10KB 1時間半程、ケアンズ水族館で過ごした後、ナイトマーケットのフードコートで少し早めの昼食。フィッシュ&チップスみたいな油っ気の強い物は食べたくなかったので、ハズレの少ない中華系のバイキングにする。最初にサイズの異なるお皿の中から1つを選び、そこに好きなだけ料理を自分で盛るというワンプレート方式。つい、お皿に盛れるだけ盛ってしまいがちだが、味が混ざって全て同じ味になってしまいがちなので御注意あれ。

 ナイトマーケットと言う名称だけあって、40店舗程あるらしい土産物屋は、この時間はどのお店も閉めていた。施設内をぐるりと一回りした後、海岸沿いをのんびり散策して腹ごなし。ここには、インスタ映えするようなモニュメントが沢山設置され、記念撮影するのも楽しかった。持参したガイドブック「地球の歩き方」を頼りに市街地を歩く。ステンドグラスが立派な教会や、おそらく普通の人は立ち寄らないだろう、日本ゆかりのモノを置いてある怪しげな店サムライギャラリーも訪れてみた。ここはガイドブックに騙された感じ。ワザワザ立ち寄る必要もなかった感じ。

ラスティーマーケット 12KB 続いて、様々な野菜や果物が販売されているラスティーマーケットもチェック。機会があれば朝市やファーマーズを見たかったのでテンションが上がる。仕事柄、山盛りの農産物を見るとワクワクしてくるのだ。平台に山ほど積まれている南国フルーツや、巨大なサイズの野菜が盛り沢山。JAP PANPKINと表示された大きなカボチャを見た時はちょっと驚いた。昔、遠州地方で栽培されていた見附カボチャと色・形、大きさがそっくりだった。遠く離れた場所で日本のカボチャが栽培されているとは思いも寄らなかった。

日本カボチャ 8KB 疲れてきたので、日本の情報番組で紹介されていたジェラート専門店デバインジェラートへ。6.5A$も出してお高いジェラートを食べながらベンチで一服する。話題になっているだけあって、確かに美味しいジェラートなのだが、高い気温の中なので溶けるのが早い。少し慌しい感じでペロリと食べきり、お土産を買うためにウールワースと隣接するある酒屋でお買い物。お菓子の類は、お土産物店よりもスーパーマーケットで買った方が安く、安くて美味しいワインは街中の酒屋で買うのがお勧めなのである。

〜 やっぱりトラブルメーカーは嫁さん 〜


サムライ・ギャラリー 10KB ここまで、さらさらっと書いているので順調に市街観光をしてそうだが、実はさにあらず。やっぱり嫁さんがやらかしているのであった。そのトラブルはズバリ、忘れ物。短時間に立て続けに2度もガイドブックをなくし、アチコチ探し回っていたのである。最初は、ジェラートを食べる前に気が付いた。彼女は、何処でガイドブックをなくしたのか全く記憶がない。デジカメ画像を遡って見てみると、サムライギャラリーの前で撮った写真にガイドブックを持っている彼女が写っていた。もしかしたら、サムライギャラリー前のベンチかも・・・。小走りに現場へ向うと、ベンチの所にガイドブックが置いてあった。

バラマンディ・ベンチ 10KB この時は無事にガイドブックが見つかり、笑い話で済ませられた。しかし2回目は、さすがに温厚な私でも怒れた。酒屋でワインを購入し、テリーと合流する場所を確認しようとしたらガイドブックがないのだ。酒屋まで戻り、店内を歩いたが落ちていない。店員に尋ねたが、落し物はなかった。続いて、隣接するウールワースへ。広い店内をぐるぐる歩き回ったが見つからない。諦め掛かった時、偶然にも店奥の商品陳列台の上に、ちょこんと置いてあるガイドブックを発見した。

デバインジェラート 8KB どうして店内でガイドブックを落とすのか、しかも、1時間程の間で同じ過ちを2度も繰り返すのか私には全く理解できない。常々、「嫁さんに席を立つ時は、必ず振り返って落し物や忘れ物がない事を確認しよう」と言っているのだが、何度繰り返し言っても効果がない。張本人は内心、「幾らもしないガイドブックぐらいで、ガタガタ騒ぐんじゃない」って思っているかもしれないが、問題は落とした物の価格や種類ではないのだ。先日まで西オーストラリアで一人旅を満喫してきたハズだが、きっと向こうでも色々とやらかしていたに違いない。出掛ければ雨ばかりのレインメーカーの私と、何かとやらかすトラブルメーカーの嫁さん。この2人の豪州遠征は、残すところあと1日。無事に帰国できるのだろうか、少し心配になってしまった。

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