豪州バラマンディ・フィッシング]V
激流中のドラマ

ポップライダー&バラ 5KB
ポップライダーに飛び出たバラマンディ君


擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'07/2遠征

'07/2/9(金)〜10(土)  ノース・ジョンソンリバー

〜 単独遠征の始まり 〜


セントレア 5KB 出発までの数日間は、2月というのにとても暖かで好天が続いていたが、出発前夜から雨が降る。「やはり雨男か・・・」と日々の行いを反省しながら、忘れ物がないように荷物をチェックしながらのんびりと午前中を過ごす。今回の遠征で通算13回目を数え、過去の経験を活かして作成してある「遠征持ち物リスト」に従い荷物を準備すれば抜かりはないハズ。これでパスポートと航空チケットさえ忘れなければ完璧だ。

 午後1時半、心配していた雨は止み、曇り空の下で愛車に荷物を積み込み颯爽と出発した。因みに今回も単独遠征。ネットを通じて同行者を公募していたが、1週間も仕事休みを取れる人は世の中に極めて少ない様子。今回は馴染みのガイドであるテリーの厚意により、彼の新居にホームステイする事になった。これで出費は押さえられているが、ガイド料金が高いため単独釣行では私の1ヶ月分の給料が軽く吹っ飛んでしまう。しかし、お金の事を考えていたのでは海外遠征なんて絶対に行けない。「海外遠征は行ける時に行く」が私のモットー。年をとって体が動かなくなってからでは遅いのである。理解ある職場のスタッフや関係機関の皆さんの協力を得て、万障繰り合わせて今日を向える事が出来た事を深く感謝しながら、東名高速をひたすら西に向って走る。

 トラブルもなく、2時間程でセントレア空港近くの民間駐車場へ車を滑り込ませ、車を預けた後に空港まで送ってもらう。カンタス航空のカウンターオープンまでは時間があるため、ロビーでくつろぎながら友人達にメールを送る。相手は皆さん勤め人なので、今は仕事の真っ最中のハズ。「これから真夏の豪州へ釣りに行く」というノー天気なメールはイラッとさせたかもしれない。カウンターには一足早く並び、いつものごとく「トイレ近くの通路側の席」を係員に依頼。確保した席は、前回と同様に非常口横の席だった。フライト時刻までセントレア空港内でウィンイドーショッピング。ここでは様々な土産物や名産品を売っているので、眺めるだけでも楽しいのだ。

〜 またもや税関でスタック!? 〜


 午後8時5分、私を乗せたボーイング767は定刻どおり離陸した。767は全長55m、定員数254人。時速890kmで約6,000km離れたケアンズへ、ノンストップで7時間少々の旅だ。機内では映画をチラチラ見ながら釣り雑誌を読み、ウトウトと浅い眠りにつく。ケアンズ空港に降り立ったのは現地時間の午前4時20分。客室のモニターに表示された情報によると、天気は晴、外気温は23℃。手荷物を素早く持って席を立ち、2番目に飛行機を降りる。トップバッターで入国審査を受けて無事に通過。ほっと一安心したところで、係員が私に近づいてきて質問攻めにあった。このタイミングの良さは、予め私を狙っていたかのよう。パスポートを提示しながら、渡航目的や宿泊先を説明して無罪放免。豪州への渡航回数が多いため、チェック対象になっているようだ。おかげさまで毎度必ず呼び止められアレコレと訪ねられるので対応にも慣れてきたが、余り気持ちが良いものではない。

 預けていたスーツケースとロッドが入ったバズーカを確保。本来禁止されている食品を持ち込んでいるので、税関で申請してチェックを受ける。昨年9月には、朝食用に持ち込んだ桜葉付きの菓子パンが、女性検査官によりバラバラに解体されたことは記憶に新しい。野菜そのものが入っているサンドウィッチや乳製品であるヨーグルトは明らかにダメ。今回は何処までが限界なのか知りたかったので、敢えてヨモギパンと野菜ジュースをコンビニで買ってきた。対応した男性検査官は菓子パンに反応。またもや税関でスタックかと思いきや、しげしげと包装フィルムを眺めた後にクリア。桜葉パンのように葉っぱがパンの上にトッピングされていなかったので、解体されずに助かった感じだ。

〜 巨大サイクロンの爪痕 〜


テリー宅 6KB 空港ロビーにあるベンチの片隅で解体・没収を免れたヨモギパンと野菜ジュースを飲んで一服。ロビー内には様々な人が蠢いており、暫くは人間ウォッチングをしながらテリーの到着まで時間を潰す。何の恥じらいもなく通路でスーツケースをおっぴろげ、その場で着替えを始めたオッチャン、オバチャン達にはさすがに閉口した。「いろんな人がいるもんだぁ」と驚いていると、ボートを牽引した白いサファリが駐車禁止の入り口正面に横付け。車から下りてきたテリーと挨拶を交わし、素早く車に乗り込んだ。

 空港から15分程で、これから1週間お世話になる彼の新居に到着。素早く着替えて、タックルを準備。釣りに必要な物を車に積み込み、ジョンソンリバーに向けて走り出した。車中では、最近の状況についてアレコレと様子を伺う。先週はサイクロンが近隣を襲い、河川周辺では洪水が起きるほど大荒れだった様子。幸い、今週になってから落着きをみせ、魚が釣れ始めているらしい。私は当地で「雨マグネット」と呼ばれるほどの雨男なのだが、暫くは天気が安定している模様。世界規模で異常気象が指摘されているが、雨男のニックネームは今回返上しても良さそうだ。

 ピッタリ1時間のドライブでジョンソンリバーのメインボートランプがあるイニスフェイルの街に到着。ここでは街のアチコチで補修工事中の建物を目にした。中には屋根がなく青いビニールシートで覆われている家まである。先週のサイクロンの影響かと思いきや、昨年9月にこの街を襲った巨大サイクロンの爪痕だと言う。行政の対応が遅く、復興が進んでいないところに再びサイクロンが襲来したので、まさに踏んだり蹴ったりの状態だ。

〜 初日はノース・ジョンソンリバー 〜


ジョンソンリバー 3KB ボートを浮かばせ、最初に向ったのは河口近くのマングローブが生い茂る汽水域。マングローブの根が水中からスパイク状に伸びたエリアを中心に、小さな流れ込みがある場所を探しながらボートを進めキャストを重ねる。開始5分、アムニス1を引っ手繰ったのは僅か25cmしかないマングローブジャック(MJ)。しかし、1匹は1匹。これで「ボウズなし」となり一安心。2人して「ボウズなぁ〜い」を連呼した。2匹目を求めてキャストを続けるが無反応。いつもならGTの姿が確認できるエリアも沈黙したまま。この状況をテリーは、「先週までの雨で塩分濃度が極端に下がり、GT達は海へ行ってしまった」と分析。主だったポイントを撃ち周ったが反応がないため、川を溯り淡水域で釣りをする事にした。

 ボートランプがあるハーバーに向って右手がノース・ジョンソンリバー、左手がサウス・ジョンソンリバー。今日は取り敢えずノース・ジョンソンリバーを攻める事にした。川を上ると両岸には大木が倒れたり、樹上にゴミが引っ掛かっているなど洪水の爪痕が生々しく残っていた。この様子を眺めながら魚を探していると、テリーがシャッドラップを使いジャングルパーチ(JP)をキャッチした。続いて支流のクリークに入りポッパーゲームのスタート。ここで今日のために買っておいたポップライダーを手に取る。遠征前から、アンタレスDC7を使ってテンポ良くポッパーを操り、ひたすらキャスト&リトリーブを繰り返すスタイルを頭に描いていたのである。狙いどおり開始早々にスーティーグランター(25cm)がバイト。魚とやり取りをしていると、ポップライダーを奪い合うように魚達が後ろからガバガバと追いかけてきた。これを見てすかさずテリーがロングAを撃ち込み、同サイズのJPをキャッチ。

〜 ポップライダー炸裂 〜


スーティーグランター 6KB 午前10時、風がなくクソ暑いので木陰でティータイム。気温は30℃を軽く超え35℃前後だろう。真冬の日本を飛び出し真夏の豪州にやってきたので、初日から頑張り過ぎると後が辛くなる。ポッパーに好反応な事は判ったが無理は禁物。ビスケットをかじりながら一服する・・・。一息ついたところでゲームを再開。即座に銀色に輝くJPをキャッチした。この魚は小さいながらも同サイズのバスよりも遥かに引きは強い。しかも背鰭や胸鰭にスパイク状の鋭いトゲがあるので素手で持つのは危険。魚には一切触れず、ペンチでフックを摘んで手首をくるっと返してリリースする。

 キャストを再開するとJPとスーティーグランターが次々と躍り出て3匹追加。5匹目を狙ってキャストをした際、ビューンと気持ち良くポップライダーが遠くへ飛んでいった後にパチッと小さな音がしてファイヤーライン25lbが切れた。前回の遠征でも同様の症状を繰り返し、ボロクソにこの新型リールを酷評したのだがまた再発。当たりルアーを魚に持って行かれないように、慌ててラインを掴み懸命に手繰り寄せて無事回収。ラインをチェックするとリーダー近くのコーティングが剥げて色が変わった所が切れたのではなく、スプール内部のまだ真新しいような部分でスパッと切れている。一気に20m以上のラインを失い一瞬気が遠くなった。

テリー&バラ 5KB ラインシステムを組み直してキャストの準備が整った時に、バックシートで竿を振っていたテリーのロッドが激しく曲がった。そのファイトは明らかにJPやグランターとは異なる。ロングAをガップリと咥えていたのは50cmの若いバラマンディ。また今回も客より先に遠征1匹目にあたるバラマンディを釣り上げ、テリーは申し分けなさそうな顔をしている。1匹いれば近くに他のヤツがいるハズ。即座にポップライダーを投げ、テンポ良くポッピングしていると爆裂バイト。見事に同サイズのバラマンディをキャッチした。

 クリークを突き進みながらキャストを続けると、ポップライダーを目掛け何度もバラマンディが姿を現す。しかし、フッキングには持ち込めなかったので、私達が「バラマンディのエサ」と呼んでいるシャッドラップ8に交換。この選択が功を奏し、40cmUPを2本立て続けにキャッチした。ここでガイドのテリーが注目したのは、連荘で魚を釣り上げたシャッドラップではなく、とてもシンプルな形をしたポップライダー。太目のエンピツを切り落として作った子供の工作の様なポッパーにバラマンディが狂い出る。ケアンズ近郊のバラマンディは昔と違って、トップへの反応がとても渋くなっているのだがこのルアーへの反応は目を見張る物があったからだ。豪州遠征をする諸氏には是非試して貰いたいのだが、残念ながらこのルアーは
浜名湖畔にあるショップのオリジナルルアーで扱っている販売店は極めて限られているのである。全国展開をすれば良いのに残念だ。

〜 恒例のルアー談議 〜


テリー&ポップライダー 6KB 正午を迎え、テリーはロングAからTDポッパーSWに換えてグランターを2匹追加。寝不足な上に炎天下で無風、日陰が一切ない中でキャストを続けたことにより、私がへばってきて無口になったので昼食&休憩となった。素足を水中に突っ込み体温を下げる。とても水が冷たいので水温計をチェックすると25℃弱。普段なら29℃ぐらいなので、この低さはちょっと異常。先週のサイクロンで一気に水温が下がってしまったようだ。暫く水の中に足を浸していたら元気回復。サンドウィッチをほうばりながら、恒例のルアー談議となった。

 彼のボックスの中には、ビーフリーズアイルマグネットミノーなどにそっくりな中国製ルアーが幾つか入っていた。数年前までは外見だけをコピーした作りが荒くてとても使えないような代物だったが、このところ急速にレベルアップ。ちゃんと重心移動システムも入っている。因みに価格は10A$程度、価格もアップしているようだ(笑)。日本製ルアーの殆どがアジア諸国で作られており、その技術が流用されて作られている様子。店頭では日本製ルアーが20〜30A$。その横に価格が半分以下で、日本製にそっくりな中国製ルアーがあれば購入する客も多いだろう。

 テリーがしきりに興味を示すのが、初めて目にしたポップライダー。彼はこのポッパーの集魚力にとても感心していた。実は、クロダイのポッパーゲーム・ブームで各社から雨後のタケノコのように次々と無節操に登場したポッパーの数々を、「どれが一番釣れるか評価してくれ」と事前に彼へ郵送(残念ながらこの時、ポップライダーは未送付)してあった。彼のボックスの中に唯一残っていたのは・・・一番オーソドックスな形をしているTDソルトポッパー。彼はコイツで相当数の豪州魚を上げている様子。ポップ音とスプラッシュが豪州での釣りにベストマッチらしい。この1〜2年の間で発売されたエラの付いたヤツや、後部フックの位置が背中にズレてるようなヤツはとっくに姿を消したようだ。彼はポップライダーをいじり回し、TDソルトポッパーと使い比べ「トシ、コイツはイイゾ」と一言コメントした。

〜 激流中のドラマ 〜


グランター&マーゲイ 6KB 少し長めの休憩を取って午後1時に再スタート。ポップライダーでグランターを追加した後、中州のある流れが急なシャローエリアに移動。テリーがシャッドラップ7(エサ7)でマングローブジャック(MJ)とグランターを追加したのを見て私もエサ7に交換。即座にグランターをキャッチし、マーゲイに交換。過去の遠征において、このルアーはグランター釣りで比類なき威力を示したが、最近は出番がグッと減っていたところ。しかし、試しに使ってみたら大アタリ。30分程でグランターを9匹(20〜35cm)立て続けにキャッチした。マーゲイに1つ注文を付けるとすれば、太軸フックに対応できるようなハイフロート化だろう。これが出来ればシャッドラップを越えるかもしれず、世界で通用するルアーになるだろう。

 一方、テリーは以前私が日本から送ったジャッカルのTN50で4匹キャッチ。「このルアーはノーテクニックで、釣れ過ぎて面白くない」と言って笑っている。彼がバイブレーションを使うなんて、過去にはなかったこと。これには豪州において、オーストラリアンバスの釣りで度々TNバイブが紹介され話題になっていることと、前回のキャンプ&フィッシングでバイブの威力を私が彼に見せ付けた事によるに違いない。

ジョンソンリバー 6KB 更に上流に向ってボートを進める。目の前に広がったのはシャローエリア。激しい流れと鳴門海峡の渦潮を思わせるような渦がアチコチに出来ているデンジャラスゾーンだ。ここを我がボートはどうやって切り抜けるのかとドキドキしていたら、激流の真中まで進みエンジンを吹かしながらステイ。テリーから「ここでキャストをしろ」と指示が飛ぶ。こんな激流の中で使えるようなルアーは限られている。地元河川のシーバス釣りで絶対的な信頼を寄せるローリングベイトを手にして、岸際の切り立った岩壁に向ってキャストをした。

 着水後、リトリーブを開始した直後に強烈なバイト。魚は激しい流れに乗って中々寄ってこない。魚のサイズは不明だが、そのファイトは素晴らしく、思わず「うぉぉぉぉ〜」と声が出る。やっとの思いで寄せた魚は僅か30cmのJPだった。素早くフックを外して2投目を同じ岩盤に向って放つ。再びリトリーブ開始直後にヒット。強引に引き寄せた魚は先程と同サイズのJPだった。テリーは巧みに操船をしながら、TN50をキャストしグランターをキャッチ。こんなに激しい流れの中で、エサを待ち受けている魚がいるなんて信じられなかったが、魚を掛けてからの楽しさは病み付きになりそうだった。

〜 シングルフック大活躍〜


テリー 4KB 激流を乗り切ったところで、小さなグランターを追加し、ガマカツのシーバス用シングルフックを装着したX-80を取り出した。狙う場所は、シャローエリアの岸際で帯状に広がる匍匐性雑草のキワ。この草の絨毯の下がバラマンディの棲み家であるため、私はバラマンディ・グラスと名付けている。キシュウスズメノヒエを何十倍も丈夫にしたような草で、ルアーを引っ掛けるとボートをワザワザ寄せて回収しなければならない厄介なヤツだ。バラマンディ・グラスに引っかけないように注意深くキャストし、岸と平行にトウィッチをしながらルアーを引く。すると直ぐに反応がありグランターをキャッチ。バラマンディではなく残念だったが、このエリアには20〜35cmのグランターがウジャウジャいる様子。掛けた魚の後ろには何匹も追従して来る。ルアーを撃ち込めば入れ食い状態で、あっと言う間に4匹追加。テリーもハードコアSH60SPマイティーペッパーを使い4匹キャッチした。

 今回の遠征で初めて使ったこのシングルフックは、古くからある「ススキ鈎」をモチーフにしたと言う変形針。強度があり、フッキングが非常に良くバレにくい。しかも、ミスキャストで岸際の樹木やストラクチャーの中にルアーを撃ち込んでも引っ掛かりにくく、マングローブのスパイク状に伸びている根域エリアもスルスルと回避可能。これで一気にお気に入りのフックになった。因みに、X-80にシングルフックを装着しているのは浮力を稼ぎたいため。「なんでまぁ、どれもこれもサスペンドやシンキングモデルばかりなんだ」とぼやきながら、これまで色々試した結果なのである。浮かぶ物を沈ませるのは簡単だが、沈む物を浮かばせるのは非常に難しい。サスペンドはフローティングモデルをベースに、使う側である釣り人にチューニングを任せれば良いのにとつくづく思う。

〜 バラを探してもうひと勝負〜


バラのエラ洗い 4KB 川の流れにボートを任せて下りながら釣っていたバラマンディ・グラスのエリアが楽しかったので、再び上流まで上がり同じストレッチを流す。「ここはバラマンディ・ハウスなのに何故バラが釣れない?」とテリーが首を傾げていた時に、彼の操るTDポッパーSWに爆裂バイト。その出方からグランターではなく、バラマンディであることが一目瞭然。サイズが45cmと小さかったので直ぐに釣り上げ、キャストを再開。するとまたしても爆裂バイト。同サイズを立て続けに釣り上げ、「TDポッパーはベストポッパーだ」と誉めちぎる。バラマンディは水面を意識しているようなので、私は即座にポップライダーへ交換。しかしキャッチしたのは真っ黒いグランターだった。

 中州周りの水よれエリアでローリングベイトを使いグランターを追加。時計を見れば、いつのまにか午後4時。ターゲットをバラマンディに絞り、もう一勝負するため一気に川を下る。30分程、ボートを走らせクリークの入り口へ。バラマンディ・グラスの上にボートを乗り上げて固定し、クリークから流れ出る濁った水と、本流のクリアな流れの境をエサ8で探る。魚がいれば直ぐに反応があるハズだが沈黙したので、小川が流れ込むマングローブのスパイク状に伸びている根域エリアに移動。この狙いがビンゴで、キャスト開始早々にバラマンディがヒット。スパイク根の中を走られラインが複雑に絡んであわやロストかと思ったが無事にキャッチ。同じ所にキャストを繰り返していると再びヒット。先程の教訓を活かし、今度は強引に魚を引き寄せて魚をブチ抜いた。

 午後5時過ぎ、ボートランプ近くのエリアを叩いたが不発に終わり納竿。夕闇迫る中、ケアンズまで1時間掛けて戻る。晩飯はテリーの手料理で、ボイルした長粒米に醤油味で炒めた野菜とチキンの合わせ盛りを頂く。デザートには私が大好物なマンゴーと山盛りのアイスクリーム。釣行初日から2人でバラマンディ8匹を含む51匹も釣り上げ大満足してベットへ潜り込んだ。

1日目の釣果結果

TOSHI

TERRY

バラマンディ



スーティーグランター

22

12

ジャングルパーチ



マングローブジャック





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