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バラマンディ・フィッシング]Y
ラスト1日に賭ける

魚をさばくテリー 6KB
キープした魚をさばくテリー


擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'09/9遠征


'09/9/24(木)

〜 ラスト1日に賭ける 〜


ピクー3号艇 6KB 朝6時前に起床。釣行最終日なので早朝から気合が入っているのだが、サイモンが起きてこない。昨晩、ビールを飲んでかなり上機嫌だったから、起こさずに出撃準備をしながらシリアルの朝食を食べる。デッキの壁や窓ガラスには、これまで姿を見せていなかった大きなヤブ蚊が沢山とまっていた。蚊達が一気にハッチしたようで、季節の変わり目を感じる。タイドグラフをチェックしていたテリーが、「今日は潮の動きが鈍いので、タフな釣りになるだろう」と予想する。

 連日の釣行で、バラマンディが何処にいるかは把握できているのだが、サイズは50〜60cm前後がほとんど。アベレージをもっと上げたいのだが、相当難しそうだ。それでもボウズはなく、コンスタントに魚が釣れているのでヨシとすべきか。リーダーシステムを組み直し、万全の準備を整えて、午前8時前にピクー3号艇のエンジンに火を入れた。この3号艇にもお世話になったが、相当なトラブルメーカーだった。昨日もボートコントロールが上手く出来ず、テリーは随分悪態をついていたが、最終日に大きなトラブルが起きない事だけを祈る。

ルアー丸呑み 5KB 朝イチはいつもどおり、母船ピクーの近くにあるマングローブ際からスタート。トリプルインパクトTP0012を流していると50cm程度のバラマンディが何度もルアーにアタックしてくる。今日はこのサイズの魚がアチコチでスクールしている様子。ストラクチャーには付いておらず、うろついているだけなのでポイントを絞りきれない。ZBLシステムミノー11Fに交換し、広範囲に探りを入れると、マングローブと船の中間点あたりでバイトしてくることが判った。

 バラマンディはZBLシステムミノー11Fに軽くアタックしたり、直前でUターンするだけでガップリ食ってこない。何かが違うようなので、試しにビジョン110Hiフロートを投入した。すると、いきなりバラマンデイが飛び出し、ルアーを咥えて目の前で激しいエラ洗い。ルアーを吹き飛ばして逃げていった。魚の反応が違ったので本腰を入れると、50cmのバラマンディをあっと言う間に3連発。その内の1匹はルアーを頭からズッポリと飲み込みながらも激しくファイトするほど元気が良かった。

〜 バラ&バラクーダ天国 〜


マングローブ 7KB テリーは釣れる魚が小さいことを意識してか、珍しくシャッドラップSR7を使い出した。まさか、彼がアラクンまで来て、ケアンズサイズのシャッドラップSR7を使うとは思わなかったが、魚の反応を見たかったので横目でチラチラ様子を伺いながらキャストを重ねる。彼は開始早々に1匹逃した後、50cmのバラマンディをキャッチ。リリース後、直ぐに魚を掛けたが、コイツは"バラはバラでもバラクーダ"だった。魚の姿が見えたと思った瞬間、リーダーをスッパリと切ってルアーを咥えたまま消えうせた。

 こんな事をするからバラクーダは釣り人から嫌われるのだ。リーダーシステムを組み直し、続いて彼が取り出したのはシーウォッチャー。ルアーをマングローブの木陰に投入すると、即座に反応したのがまたしてもバラクーダ。サイズは60cmUPのヤツ。コイツもいきなりラインを切ってルアーを咥えたままグットバイ。シーウォッチャーは既に廃番となっているバラマンデイ対戦用ウッドルアー。「うわぁ、3,000円がぁ〜」とルアーをなくした本人ではない私の方が叫んでしまった。

 テリーは再びシャッドラップSR7を竿先にぶら下げ、キャストを始め直ぐに50cmのバラマンディを2匹釣り上げた。彼が不運なトラブルに見舞われている最中、実は私は絶好調でバラマンディの数釣りを楽しんでいた。マングローブの枝葉が水中に垂れ下がっているピンポイントでは、「バラマンディが房なりに実っているのではないか!?」と思えるぐらい、次から次へと50〜55cmの魚がルアーを咥えたのだ。後でカウントしてみると、ビーフリーズで1匹、DDパニッシュで2匹、ビジョン110Hiフロートで2匹、X-80トリックダーターで2匹、シュガーディープで1匹を水揚げていた。これはあくまでも釣った数なので、ヒットしたりバラした数は数え切れない状態。ルアーロストさえなければ、このクリークは、"バラ&バラクーダ天国"に違いない。

 その後、イマイチ調子に乗れていなかったテリーは、フライで50cm程のバラマンディをキャッチした後、CD9で1匹、DDパニッシュで2匹の同サイズを立て続けに釣り上げた。これを横目で見ながらシュガーディープで1匹追加。まだ魚がいるようなので、フェイスを投入した。すると即座にビッグバイト。スプールから一気にラインが引きずり出され、音を立てて水を切る。バラマンディに比べ早い動きなので頭に浮かんだ魚の名前は・・・バラクーダ。しばしのやりとりの後、浮いて来たのはやはりバラクーダ、サイズは65cmだった。激しいキズが刻み込まれたフェイスを放り投げると、再びバイト。またしてもバラクーダだった。続いて、小ワニが岸際でチョコチョコしているクリークに移動。暫く様子を伺ったが、ここは魚っ気が薄い感じ。ショアラインシャイナーR50LDを投げまくったが、ワンバイトも取れず撤退した。

〜 アラクン攻略ルアー 〜


バラ攻略ルアー 5KB 遠征ではどんなルアーを何個持って行くかいつも悩む。当たり針を見つけても、バラクーダに持っていかれてはアウト。雑多なルアーを数多く持参するより、やはり釣れスジの定番ルアーを複数個用意する方が良いだろう。私は"バラマンディ攻略ルアー・インプレッション"で紹介しているミノー・シャッドルアーをベースに、毎回、気になったルアーや新作ルアーを10〜20種類くらい織り交ぜて100個前後を持ち込んでいる。この内、メインで使うのは10個あるかどうか。随分重たい思いをして豪州に持ち込んでいるが、まともに使えるルアーは1割程度しかないのだ。今回は、ビッグベイトで勝負をしたかったので、特別にアレコレと用意したのだが、結局、最終日まで1軍ボックスに残ったルアーはなかった。釣れる魚のサイズが大きければ、もっと大きなサイズのルアーの出番があったのだろうが、今回は、残念ながら2軍ボックスの中でお邪魔虫となっていた。

 因みに、朝の内に有力ルアーとして使ったルアーは、写真右上から時計回りで、アスリートS9X-80トリックダータービジョン110Hiフロートステーシーver2フェイスZBLシステムミノー11FシュガーデイープDDパニッシュショアラインシャイナーR50LDだった。これにビーフリーズロングAアスリートS12、そしてポッパーとメタルジグを加えれば、今の時期のアラクンを攻略する1軍ルアーとなりえるだろう。基本的には表層から探り、徐々に攻める層を下げていけばOK。1つのルアーで反応が渋くなってきたら、適度なタイミングでルアーを交換するのが効果的だ。魚が集まっているピンポイントを見つけることが出来れば、何匹も同じ場所から魚を引きずり出せるのでとても面白い。

 ケアンズ近郊の釣りでは、シャッドラップロングAを竿先にぶら下げ、予備の竿にTDポッパーをセット。ルアーはコロコロ換えずに、これらのルアーで釣れる魚を探してラン&ガンを繰り返すというシンプルな釣りのスタイルが主体となっている。このアラクンでは攻める場所や時間によって反応するルアーがガラリと変わるので、当たり針を探す楽しみがあって良かった。ルアーやタックルの製造メーカーさんにとっては、試作品のテストを集中的に行うのにはとても良い場所ではないだろうか。ケアンズから国内線で、ひょいっと飛んで来られるのでお手軽でもある。ただし国際線とのトランジットがイマイチなので、発着時間が改善されるよう強く望むしかない。

〜 デカバラ対応にフック交換 〜


テリー 5KB 午前10時半、一旦母船ピクーに戻り、朝起きてこなかったサイモンの様子を確認しながらティータイムを取る。彼は昼食の準備に取り掛かっており、私のために腕を振るっている最中だった。一服してから釣行再開。ショアラインシャイナーR50LDを投げまくって50cmのバラマンディをキャッチ。日差しが強まりルアーへの反応が鈍くなっているので、ボリュームがあるビジョン110Hiフロートを激しく動かした後、ホーズを長めに取ると同サイズが直ぐに飛び出した。しかし、後が続かない。

 テリーはフライを使って鉄砲魚をキャッチした後、ルアーに変更。彼は首を傾げながら何やらルアーアクションを確認しているので、様子を尋ねると使っていたサイドステップを私の方に放り投げる。見るとフロントフックをサイズダウンさせている。このチューニングは2年前のカルンバ釣行で私が試した方法。ジャークをするとフロントフックがラインを拾ってしまうという、ジャークベイトとして使うには致命的な欠点をカバーするためにやっていた。結局、彼はギブアップし、以後このルアーが出てくる事はなかった。

テリー&バラ 6KB 午前11時半、太陽が頭上に昇り、デッキが熱くなってきた。魚の反応が極端に悪くなってきたため、マングローブの根際にある木陰部を狙ってタイトにキャストを重ねる。当然のごとく根掛かりが増え、回収作業を行うのでポイントを潰し、益々釣果も下がる。魚のレンジが下がっているのでビーフリーズSを打ち込み、十分カウントダウンしてからトウィッチをする。するとガツッとバラマンディがヒット。明らかに良型だったが、フック2本を伸ばして逃げた。

 フックをペンチで直しているとポキリと折れた。テリーが私のルアーを見て、即座に「フック交換だ」と言う。「トシ、もし、メーターオーバーのバラが来たらどうする!?」「デカバラを逃してもハッピーか!?」と畳み込むようにコメントを頂く。彼は私のルアーに装着してあったカルティバを捨て、自分のボックスからVMC太軸ソルト系フックを取り出して強制交換した。フック交換後、3回バイトがあったがいずれもフッキングミス。やはり針先の鋭さ、フッキングの良さに関しては、日本のフックの方が上ではないだろうか。

〜 寿司パワーでラストスパート 〜


テリー 5KB テリーがフライで鉄砲魚を追加した後、X-80SWで50cmのバラマンディをキャッチしてからはアタリがなくなった。デッキが焼けて靴底のゴムがペトペト溶け始めている。ステーシーver2を投げまくったが全く反応がないため、午前の部は終了となった。昼食にサイモンが用意してくれたのは、寿司ロールとサンドウィッチ。寿司ロールに使ったご飯が酢飯ではなかったので、ちょっと惜しかったがワサビ醤油で食べると結構旨かった。因みにお醤油はキッコーマンの3リットルボトル、ワサビはS&Bのチューブタイプの練りワサビ。

 私達が食事を済ませた頃、サイモンが船底に潜り何か修理を始めた。聞けばジェネレーターが不調とのこと。母船のジェネレーターが故障しては、電気が使えず本当に困ることになる。テリーも手伝いながら最優先で直して頂く。不調だった原因はジェネレーターとは別の所。吸水管にカニが入り込んで管を塞いでしまった事によることが判り、これを取り除いて修理完了。大事には至らずホッとする。

トシ&バラ 5KB いつもより長め、1時間の休憩を取って午後2時近くなってからのスタート。メインに使っていたパームスEGC-606+アンタレスARから、気分転換にコンバットスティックICSC-58MH+アンタレスDC7に持ち替える事にした。向かった先は、朝の内にバラマンディを連発させたホットスポット。ポイントに到着した1投目、「寿司パワーでラストスパートだぁ」と気合を入れてコンバットスティックを振ると、考えていたよりも飛距離が伸びてマングローブ林にルアーを打ち込んでしまった。

 余り出番がないアンタレスDC7は、使い込んだアンタレスARに比べ驚くほどスプールの回転が良く、飛び過ぎてしまったのだ。あまりにもマングローブの上の方に引っ掛けたので、テリーに笑われながらコンバットスティックは置き竿にしてパームスを手に取る。最初から狙っていたポイントにズバッと入ってステーシーver2で50cmのバラマンデイを即座にキャッチ。テリーも続いてX-80SWで同サイズを釣り上げた。さて、ここからという時に、今度はパームスを引っ掛けてしまった。

〜 バックシートからの猛チャージ 〜


テリー&バラクーダ 両腕を失っては釣りが出来ない。木の上に引っかかったコンバットスティックはテリーに任せ、私はデッキに腹ばいになってパームスの方のルアーを回収。テリーはかなりハードにロッドを煽ってルアーを回収しようとしている。「危ないなぁ」と思っていた矢先、ルアーが外れてテリーの腕に、服の上からブッ刺さった。幸いフックの返しまでは刺さらなかったが、刺さり具合バツグン トレブルRBの針先は確実に彼の腕の肉を捕らえていた。本当にルアー回収の際は、十分気をつけなれければいけないのである。

 ルアー回収でポイントを荒らしてしまったので、船を先に進める。DDパニッシュで64cmを上げたのだが、どうしてもサイズが伸びない。それどころか私のルアーにはパタリと反応がなくなってしまった。その一方でバックシートのテリーは絶好調、猛チャージを受ける。次々と竿が曲がるのである。彼はDDパニッシュでバラマンディを釣った後、鉄砲魚、マングローブジャック、そして憎っくきバラクーダを2連発した。船首にいる私の方が、先にポイントへルアーを打ち込めるので、魚にコンタクトしやすいハズ。しかし、どうやら私がルアーを打ち込み、深い所やマングローブの奥から魚が出て来たところでテリーがルアーを打ち込んでいるタイミングになっている様子。寝た子を起こしているのが私で、起きた魚を釣るのがテリーという構図。これはいかん・・・。

 クリークを進むと、チョウチョウオのような黒っぽい魚がヒラヒラと泳いでいる。サイズは20cm弱ぐらい。テリーに名前を聞くと、バターフィッシュかスキャットだろうと言う。いずれにしろ、食べ頃のサイズの魚がこんな悠長に泳いでいるという事は、付近にプレデター達がいないことの証明ではないだろうか。本流とクリークの合流近くに魚はいるのだが、クリーク内にはルアーに反応する魚はいないようだ。

〜 もう寿司パワー切れ 〜


テリー 5KB キャスティングでの反応が乏しいので、トローリングを試してみる。魚探で水深と地形を確認しながら10分間、ルアーを引いたがテリーのDDパニッシュにバラクーダが食ってきただけ。水底に倒木やロックバーがあれば期待が高まるのだが、のっぺりとしていて魚が潜むような場所がない様子。やはり狙うべきは、本流に接続するクリークの入り口周辺ということで、河口近くまで船を走らせる。古い魚網が放置されているクリークに入り、テリーがDDパニッシュで鉄砲魚をキャッチ。続いて私がアスリートS12で55cmのバラマンディを釣り上げた。この魚を釣った際、ガマカツのトレブルRB MHが伸びていた。やはりトレブルRB MH程度では簡単に伸びてしまうようなので、ここでの釣りにはもっと太いフックが必要なのだ。ペンチを使って修正していると、またしてもポキリと折れた。どうもこのフックは簡単に折れるので、取り扱い注意のようだ。

 シュガーディープを使ってマングローブの根際からバラマンディ(50cm)を引きずり出した。狙った場所は、水面に垂れ下がったマングローブの枝葉が日陰を作っているポイント。枝葉を避けながらルアーを奥深くに打ち込む必要があるため、非常に正確なキャストコントロールが必要。強まる横風の影響も考える必要があり、集中力が切れるとルアーを引っ掛ける事になる。先に引っ掛けたのがテリー。直ぐに私も後追いして引っ掛けた。もう寿司パワーは切れてしまったようだ。2本を置き竿にして、キャストを再開するとまたしてもテリーがルアーを引っ掛けた。彼は竿3本を束ねて持ち、キャストコースを開けてくれたが、こんな状況で長い時間竿を振るわけにも行かず、ルアーを回収してこの場所から移動する。

 昨日の午後、アスリートS12が爆発したエリアに移動したが、なんだか様子が随分違う。水位が昨日に比べてかなり低いのだ。周囲をアスリートS12で探ってみたが、全く魚の気配はない。次々にアスリートS12へ襲い掛かった魚達は、一体何処に潜んでいるのだろうか。テリーが「釣りに同じ日はない」と呟く。全くそのとおりで、昨日釣れたからと言って、今日も釣れるとは限らない。その逆もありきで、昨日釣れなかったからと言って、今日も釣れないとは言い切れないのだ。

〜 ラスト1時間 〜


トシ 4KB 午後5時、竿が振れるのはラスト1時間となってしまった。デカバラを仕留めるために最後まで諦めない。太陽が西に沈み始め、潜んでいた魚が上ずってきているハズ。本流とクリーの合流点で、淡い望みを掛けて竿を振る。ガニッシュ115を取り出し、早目のアクションをつけていると派手な水しぶきが上がった。チラリと見えた魚はバラマンディではなく、バラクーダ。猛烈なファイトで暴れまくったが無事にキャッチ。サイズは70cm。さすがにこのサイズになると迫力ある顔つきをしている。ガニッシュ115はメーカーが国内生産をストップさせているので予備がない。バラクーダにルアーを持っていかれなくて、本当に良かったと思う。

 その後、テリーがロングAでバラマンディを3匹掛けて2匹をキャッチ。そして、おまけでバラクータも釣り上げた。この間、私はリーズルアーでバラマンディとクイーンフィッシュを逃し、「コレで終わりか・・・」とここに来てすっかりションボリしてしまった。夕陽がカーペンタリア湾に沈み始め、周囲は霞がかかったように薄っすらと曇っている。もう残り時間はないのだ。

サイモン 5KB 時計は午後6時を告げたが、テリーは「もう1か所回ろう」と言う。彼が指し示した所には鳥山が立っていた。エンジン全開で現場へ急行。テリーのメタルジグを借りてアンタレスDC7のタックルでブン投げる。彼のスピニングタックルにはガンガンとアタリがあるようでG-LoomisGreenwater GWMR783Sは直ぐに弓なりに曲がった。一方、私の方には全くアタリがない。汗が飛び散るぐらい必死にアンタレスDC7のハンドルを回すが、魚達には相手にされていないのだ。ベイトタックルの限界を感じずにはいられなかった。そうこうしている間に、テリーは50cm前後のクイーンフィッシュを2匹キャッチ。「何とか1匹釣りたい〜」と頑張ったのだが、ボイルが沈静化したため終了となった。


 母船ピクーに帰り、サイモンに本日の釣果を報告。結局、狙っていたメーターオーバーのバラマンディには出会えなかったが、トータルで考えると楽しい釣りが出来た。ビールで乾杯しながら夕食のベーコンエッグサンドをパクつく。食後は、タックル整理から始め、明日ここを立つための荷造りをする。この間、サイモンとテリーには記念にボックスの裏にメッセージを書いてもらった。メッセージを書いてもらうのは豪州遠征を始めた時からの習慣となっている。ボックスもついに16個目を数えるが、これらのメッセージを読めば、当時の記憶が蘇って来るわけだ。サイモンには世話になったお礼を兼ねて、ささやかだが旧タイドミノースリムSRと残っていたガマカツのフックをプレゼントした。


7日目の釣果結果

TOSHI

TERRY

バラマンディ

17

12

バラクーダ

3

4

クイーンフィッシュ


2

鉄砲魚


3

マングローブジャック





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