
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年7月
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0〜3匹(バス) 救急車出動
昼からSolid.Kさんとデカバスを求めて野池を巡る。ビッグスイムベイトで50cmUPが上がっているとの話を聞き、久しぶりに訪れた池の水は相変わらず白っぽい。過去には真っ昼間に50cmを釣り上げた経験もあるのだが、フローターでじっくりと攻めるには池が大きく、魚の密度が極端に低いのでどうしても敬遠しがちな池だ。
入水後、私は風が当たる岸際狙いで北回り、一方、Solid.Kさんは南回りに別れてキャストを開始。絶対にバスがいるであろうポイントではコツリともあたらず、空しいキャストが続く。余りの暑さに集中力はブチ切れ、キャストしたモデルAを頭上の遥か上にある木の枝に引っ掛けてしまった。
使用しているラインはファイヤーラインの25lb。枝葉に絡み付いた上に、丈夫なので切ろうにも切れない。このルアーを回収するのに15分以上も費やし汗ダクになってしまった。これで情けないことにギブアップ宣言。一方、Solid.Kさんは25cm程度のバスをシャローラビット(大)で2匹、小ギルを1匹釣り上げていた。
近隣の池を3ヶ所足早に見て回り、到着したのはアブレ知らずのメチャ小さな池。車からフローターを降ろし雑談していた時、突如4〜5匹の黒い虫がSolid.Kさんを襲った。黒いアブに見えたのだが実は蜂。彼は反射的に虫を追い払おうとし、手を振り回した時に1ヶ所刺されてしまった。周囲を良く見るとフローターを無造作に置いた直ぐ横に巣があり、黒い蜂がブンブンと唸っている。蜂の巣からは殆ど同じ距離にいた2人だが、黒っぽい服を着ていた彼を目掛けて攻撃をしたようだった。
子供の頃にスズメバチに刺された経験があるとの話を聞き、マズイことにならない事を祈った。過去に蜂に刺されていると体に抗体ができるため、2度目の時にアレルギー反応でショック状態(アナフィラキシーショック)になる場合があるからだ。多くは30分以内に症状が現われ、呼吸困難や意識不明、最悪の場合は命を落とす場合もある。ヤバかったら救急車を呼ぼうと話しながら、釣り道具を車に積み込み薬局を探しに向った。
運良く釣り場近くにあった薬局へ入り、薬を求めるためにレジに並んでいると、彼は突然「ヤバイ、ヤバイ」と言い出した。早いリズムで激しく呼吸をしており、見るからに苦しそう。この様子を見て直ぐに救急車を依頼。店の隅で患部を氷で冷やしながら待つこと5分。サイレンを鳴らしながら駆け付けた救急車を、店の外へ飛び出て駐車場へと呼び込む。
刺されてからの経過時間と症状、過去に刺された事があることを手短に救急隊員に伝える。Solid.Kさんがキャスター付きの担架に寝かされ救急車内に運び込まれる光景は、テレビドラマや映画のワンシーンのよう。自分は車に飛び乗り、救急車の後を追いかけようとエンジンを掛けた。すると隊員が駆け寄り、「信号を守って、安全運転で来て下さい。」と一言釘を刺されてしまった。機会があれば救急車の後ろを信号無視しながら爆走してみたいと思っていたのだが、その思いはあっさりと打ち砕かれた。
救急患者が次々と入っていく診察室前の廊下でじっと待つ。1時間以上経っても看護婦さんからは何の話もないので心配になって診察室を覗きに行くと、別室で点滴を腕に射しベットの上にいる彼を見つけた。幸い症状は軽かったようで一安心。つい先程までは心配で仕方がなかったが、点滴の袋を見上げる彼の情けない姿に思わず笑いが込み上げた。
今日は蜂に刺される人が多く、彼が7人目の被害者だったらしい。自分も子供の頃、ミツバチに刺された経験があるので、今回のアクシデントは他人事ではない。もし、刺されたのが自分だったら・・・。もし、山の中の単独釣行だったら・・・。もし、刺された後、運転中にショック症状が出たら・・・などと思いを巡らす。トラブルに遭わないためには何をすべきか、またトラブルに逢った時はどう対応すべきか日頃から考えておく必要があると痛感した。
天気:晴れ 水温:29.0〜31.0℃ pH:不明
釣果:12〜15匹(バス、ギル、カエル)
午前10時過ぎ、相棒Sと久しぶりの釣行。1ヶ所目のマッディ&ドシャローの池では、開始早々、ブッシュの奥に突っ込んだシャローラビット500にヒットしたのは巨大な食用ガエル。フッキングしたのはバスだと思い込んでいたので、ファイトを楽しんだ後、上がってきたその姿を見てビックリ。フックに3本の手足がガッチリと刺さっており、フローターの上は修羅場と化した。
食用ガエルを苦労してリリースした後は、シャロラビ500とビックOを水面でモジモジさせて36cmと37cmをキャッチ。続いてピーナッツUDRで35cm、レッドペッパーマイクロで30cmのバスと15cmのギルをキャッチ。一方、相棒Sは某セミ型ルアー(本人の希望でルアー名は秘密)で30〜34cmを3匹、チマチマアライくんで31cmを釣り上げ出水した。
2ヶ所目は色鯉がドヨドヨと泳いでいる池。ここではクレージークローラーとディプシードゥで30cmを1匹ずつ、相棒Sは某セミ型ルアーで25cmを1匹釣ったのみ。粘っても後が続きそうもなかったので、1時間半で退散。
午後5時過ぎに到着した池では、堰堤周辺に20cm程度の小バス達がウジャウジャいるのが見えた。小バス釣りの天才である相棒Sはスイッチが入ってエンジン全開。某セミ型ルアーを使い、まさに入れ食い状態。立て続けに25cm前後のバスをトップで8匹も釣り上げた。
一方、この間に私が釣ったのはクレージークローラーでたったの1匹。あまりにも彼が釣りまくるので、私が「釣り人最大の恥」と考えている「アタリ針を借りる」という情けない行為をとったにもかかわらず、水面は炸裂せずに沈黙が続く。釣果に差が付き、何だか腹立たしくなってきたので、気分転換に直ぐ横にある池へ入水。ここではモデルAを使い15〜25cmを3匹キャッチした。
ヘッドライトを装備して再び小バス爆釣の池へ入水。クラッパーで25cm、ジタバグJT(大)で30cm、なっちゃんバドで25cmをキャッチ。この内の1匹は尻からワームとフックを出しており、そぉ〜っと引っ張ってみたらツルッと抜くことができた。一方、昼間爆釣した相棒Sはノーキャッチ。今回の釣行で昼間釣るテクニックと夜のそれとでは異なる事が良く判った。
小バスが続いたので一発逆転を狙い、昨年7月に55cmを釣り上げた某野池へ午後10時前に入水した。腹ペコ&疲労と戦いながらキャストを続けたが、相棒Sが操るデカダンストーイに1アタックあったのみ。午後11時前に納竿した。
今回は相棒Sが枝から垂れ下がっているラインの先にバスが付いているのを発見し救出した。どうやら枝に絡まったまま放置されたワームを咥えてしまったようだ。私は過去に同様の目にあったゴイサギの幼鳥や食用ガエルを救出した事がある。その度に不思議に思うのだが、何故ゴムルアーを扱うヤツらは引っ掛かったワームを回収しないのか?場所からして明らかにフローターを使っているので、取ろうと思えば簡単に取れるはずなのだが・・・。
天気:晴れ 水温:29.5〜31.0℃ pH:不明
釣果:5〜6匹(バス)
午後1時半、昨日訪れたダム型の野池へSolid.Kさんと入水した。正しく「夏本番」って感じで強い陽射しが照りつける。平坦地の浅い池では水温が上がりすぎているだろうと考え、水深のあるクリアー系の池を選んだのだが水温は30℃を越えていた。堰堤隅のゴミ溜りでSolid.Kさんの操るルアーに何度か小バスのアタックがあったようだが、2時間近く竿を振って私の方はノーヒット。
「小バスで良いから1匹でも釣りたい」という気持ちが強まり、私が訪れる野池の中でも最高レベルで水質が悪い超マッディな池へ突入した。向こう岸を攻めているSolid.Kさんが使うSPシャッドには開始早々から小バスのアタックが相次ぐ。一方、私は小型のクランクベイトを投げまくるが無反応。どうやら私が攻める岸側にはバスが付いていないようだった。
池底にヘドロが溜り、足ヒレを差し込むとガスがボコボコと湧き起こる池奥まで辿り着くと、やっとアタリが出始めた。ピーナッツUDRで1匹、ワンフッターで2匹、ラパラSRFで1匹と20cm程度の小バスを立て続けに釣り上げ、Solid.Kさんとサイドチェンジ。彼にSPシャッド、シャローラビット、レッドペッパーベイビーで20〜25cmのバスを4匹釣られた後から攻めるのは少々辛いものがあったが、倒木周りをディプシードゥで丁寧に探って30cm程のバスを2匹追加した。
午後7時前、いつもとは趣を変え週末恒例の池とは違う所で夜釣りを開始。ショットで30cm程度のバスを釣り上げたSolid.Kさんを横目で見ながらガンディーニやキールヘッドを投げまくる。ヒシモの上を引きずっていたキールヘッドに1アタックあったがフッキングには至らない。しつこくヒシモを攻めるが後が続かない。
オープンエリアでガンディーニからクラッパーに変えて大遠投。「クラッパーはさすがにイイ音だなぁ。」と言いながらリトリーブをしていると「ズボッ」とヒット。つい先程まで2艇のフローターが行ったり来たりした場所にもかかわらず、僅か2投目でバスを引き寄せるクラッパーの集魚力に感心しながら魚をグイグイと引き寄せる。魚のサイズは30cm程度だったので、雑に扱っていたらフローターの目の前で1回転ジャンプをされてフックオフ。その後もノイジー系のルアーを引きまくったが池は沈黙してしまい、午後8時半過ぎに納竿した。
2002/7/20(梅雨明け) 静岡県西部地区の野池
天気:晴れ 水温:29.0〜30.0℃ pH:不明
釣果:5匹(バス)
午前11時前、片田舎の茶工場の裏にある小さな野池へ入水した。1匹目はハスキージャーク、続いてガンディーニ、そして3匹目はピーナッツUでキャッチ。釣れた場所は夫々違うのだが、サイズは3匹ともきっちり同じで23cm。恐いもの知らずで何にでも興味を示す生後2年少々経ったバス達だろう。
2ヶ所目の池は強風の中、2時間近くかけて周ってガンディーニでたったの1バイトあったのみ。3ヶ所目は「野池」と呼ぶのは少々失礼に当たりそうなダムタイプの池。入水後1時間、岸を延々と打っていき最奥部のガマが茂っているところでピーナッツUを使い小バス(20cm)を1匹キャッチ。折り返して反対岸を40分掛けて戻り、水から上がった時には足がガクガク、フラフラ。このところ体力が急速に低下している事を痛感した。
午後7時前、本日最後となる4ヶ所目に入水。週末はいつもこの池を訪れるのだが相次いで襲来した台風のおかげで水位は高い。しかもアオコが全面を覆っておりコンディションはいかにも悪そう。開始15分後、7/5にクレーム修理が完了したばかりのTDZ-103Hにトラブル発生。ルアーをキャスト後、リトリーブを始めようとハンドルに手を掛けたら、ピクリとも動かない。リールを叩いたり、振ったりしたがハンドルは固まったまま。完全に内部のギアがいかれてしまった。
2000年8月に購入後、クレームで修理に出した回数は数知れず。D社の製品精度とアフターサービスの技術力の低さには、腹が立つのを通り越し呆れるばかり。全速力で足ヒレを動かして池を縦断し、車へ戻ってカルカッタ100に交換。再びデカバスの潜むポイントへ戻ってきた時には疲労困ぱいしてしまった。
午後8時過ぎ、待望のデカバスがCCプレデターにヒット。闇夜に思わず「よっしゃ〜!!」と声が出た。数秒間のやり取りの後、突然巻き抵抗が無くなりハンドルが軽くなった。ルアーを回収してみると、腹のフックが1本折れていた。まだ何回も使っていない、おろしたてのルアーでフックは錆びていないのに、懐の部分がポッキリと折れていた。
余りのショックで呆然となる。どうやら運気が悪い方へと向っているようなので、深みに嵌らないうちに退散することにした。堰堤の階段へ戻りながら、ピーナッツUのキャストを繰り返して2度のバイトがあり。小バスを1匹釣り上げて午後9時半に納竿した。
天気:雨 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:0〜2匹
前夜の釣行が芳しくなかったためテンションは低め。しかし懲りずに午後2時前からSolid.Kさんとアヒルがいる野池へ入水した。この池では数釣りは期待できないが、40cmUPが潜んでいる場所を過去の経験からピンポイントで絞り込んでいるため、入水後は脇目も振らず一目散にワンドの奥へと向った。
増水していると普通のフローター釣師は気が付かないのだが、ウィードが広がっているスポットがある。このウィードの中をクランクベイトやシャッドを通すとガツンと良型が出る。この場所を知らないと、「岸打ち」しか頭にないフローターはポイントの真上に浮かび、足ヒレをバタバタやってしまうことになる。(参照:減水時の右上写真)
少し離れたところからシャローラビット500を水面下のウィードスポットへ放り込む。竿を立てて、ルアーがウィードに当たる感覚を確認しながらスローに引いていると、狙いどおりに「ガツッ」とヒット。指を添えて軽く握っているだけの竿は、その衝撃でバタッと倒れた。即座に巻き合わせをしたがフッキングミス。魚を見ることはできなかったが、かなり良いサイズだったので悔しい思いをした。
淡い期待を込め、引き続きシャローラビット500を投げるが無反応。少しルアーを泳がせる層を変えようとピーナッツUDRに交換し、投げ始めたとたんにヒット。続けざまに2度のジャンプを披露した後、ウィードに潜り込んで抵抗したが、慌てずに対処して無事ハンドランディング。色黒く胴太の魚は41cmだった。
丁度私が魚を釣り上げた頃、岬を挟んで反対側で竿を振っていたSolid.Kさんは鰭が長めの40cmを手にしていた。話を聞くと、立ち木エリアでキールヘッドに出たとのこと。このところ度々思うのだが、「魚が釣れるタイミングは同じ」という事を再確認するような出来事であった。その後、Solid.Kさんが操るキールベットとガンディーニにアタックがあったがフッキングミス。
午後6時半頃、週末恒例の野池に入水。時同じくしてA.K.さんも登場。3人は思い思いに別れてキャストを始めた。堰堤をSolid.Kさんに頂いたガンディーニで流していると「カツッ」とアタック。魚が小さかったのでフォローにピーナッツUを投げたが軽く1アタックあったきり沈黙した。それから2時間、3アタックで1キャッチ。この1匹は出水間際の堰堤際でピーナッツUDRで仕留めた僅か21cmの小バスだった。
余りにもコンディションが良くないので、午後9時半頃、急遽昼間釣っていた池へ戻ることにした。トップで入れ食いかと思いきや、全くの無反応。夜中の11時過ぎまで3人で竿を振り続けたが、Solid.KさんがピーナッツUで30cm程度のバスを1匹釣り上げただけに終わった。今回は必ずしも夜釣りが釣れる訳ではないことを身にしみて感じた。
天気:晴れ 水温:27.0〜28.5℃ pH:不明
釣果:0匹
出張が早く終わったので、急いでフローターの準備を整え車に飛び乗った。午後7時前に到着した野池は台風6号の影響で泥濁りの状態。何処へ行っても同じだろうと、半ば諦め気分で入水した。
ノイジーから始め、バイブレーション、クランクベイトとアピール度が強いルアーを次々に引きまくるが無反応。最後の切り札、豪州No1バラマンディガイドから教えてもらった格言「濁ったらポッパー」も試すがノーアタックに終わった。
午後8時過ぎ、一発逆転勝負で乗り込んだ週末恒例の某野池は満水状態。おまけに排水口から水がザバザバと溢れ出ているにもかかわらず、アオコが一面覆っていた。
魚が潜んでいるポイントだけを効率的に周ったが、コツリともアタリはない。一人で竿を振っていると、自分の攻め方が悪いのか、池のコンディションが悪く魚の活性が低いだけなのか判断が出来ない。アレコレとルアーを交換しても迷うだけなので、実績のあるクランクベイトだけで押し通す。 結局、夜10時まで竿を振りまくったがノーヒット、ノーバイトで完敗だった。
天気:晴れ時々雨 水温:25.5〜28.0℃ pH:不明
釣果:2〜6匹(バス)
お昼前、片田舎の道路脇にある野池へ入水。この池は年に1〜2度、様子をみるためにチョロッと竿を出す程度。雰囲気は良いのだが水質が悪いのかバスは増えず、数が釣れたためしがない。ワンド奥にある立ち木周辺に小バスがウロウロしているので、ルアーをアレコレ変えながら反応を探る。ピンスポットにピーナッツUDRを放り込み、ネチネチッと動かして31cmをキャッチ。続いてザラパピーで30cmを釣り上げたが、後が続かず午後2時半に出水。
2ヶ所目は毎度ウィグルワートで楽しい思いをしている赤茶色の水の池。バスがいる場所はこれまでの経験から分かっているので、堰堤左奥のワンドだけに狙いを絞りキャストを続ける。水位が上がっているためオーバーハング下が思うように狙えず、バスの所までルアーを送り込むことが出来ない。結局、ワンドを2周したがバスを手にすることはなかった。
次は何処に行こうかと地図を眺めていると、車で数分の所にこれまで釣りをしたことがない小さな池があることに気が付いた。茶畑の脇を通った先にある細長い池は、堰堤に取水調整バルブが3本設置されている珍しい構造をしていた。バスの姿を探しながら岸打ちをしていくが無反応。池の最奥部の立ち木とウィードエリアに小バスを見つけたが、ルアーを放り込むとサッと身を隠してしまうような状態でノーキャッチ。
午後6時半過ぎ、ヘッドライトを装着し週末恒例の某野池へ入水。ここでSolid.Kさんと合流し、本日の釣果について情報交換をした。彼は近くの池で小バスを5匹ほどキャッチ。攻め切ったと思っていたポイントで後から来た釣り人にトップでデカバスを釣られたと悔しがっていた。
相変わらずアオコの発生が酷く、バスクリンのような濃い緑色をしている。水位も高いため狙いたいところが狙えずストレスが溜まるばかり。2人ともノーヒットのまま空しいキャストが続いたので諦めムードが漂い、たらたらとキャストをしながら納竿すべく堰堤へ向う。午後8時過ぎ、一足早く堰堤に辿り着きルアーを打っていたSolid.Kさんがウィグルワートを使い43cmをキャッチ。
その10分後、Solid.Kさんが再びヒットさせたがフッキングミス。負けてはならじと私も堰堤打ちを始めるがノーバイト。やっぱり、「釣りたい気持ち」が強すぎると魚が釣れないのは確か。竿先から「釣りたい光線」がビンビン出ているんじゃ魚も近寄りにくいんでしょうねえ。
2002/7/6 静岡県西部地区の野池
天気:曇り時々雨 水温:27〜28.5℃ pH:不明
釣果:0〜3匹(バス、ギル)
午後1時半、某企業の裏にある野池へ久しぶりに釣行した。池まで続く農道が舗装工事中なので、途中に車を駐車し道具一式を担いでトボトボと10分程歩く。一汗かいて入水したと思ったら、シャワーのような雨がいきなり降ってきた。慌ててカッパを着込み汗をじっとりと滲ませながらキャストを開始。
開始10分、堰堤東側の倒木&ブッシュエリアでクラップシューター(大)にゴツッとヒット。2回目の派手なジャンプでルアーを吹き飛ばして池底に消えたバスは推定40cmくらいだった。他にも魚がいそうだったので、キャスト後は静かにルアーを水面で漂せ、お尻をピコピコ振っているとズボッと出た。しかし30cmくらいのコイツもエラ洗いを激しくやってフックを外して逃げてしまう。
2度続けてバラしてしまったのは純正の小さなフックに原因があると考え、その場で1サイズ大きなフックに付け替える。数投後、幸運にもヒット。フッキングの様子を見ながら魚をあしらっていると、口に掛かっていた腹のフックが目の前で外れた。残すは後部フック1本がエラのあたりに辛うじて刺さっている程度。ハンドランディング直前、推定35cmのバスはフローターの前で一暴れしてフックオフ。嫌な予感が的中してしまった。
その後は午後5時まで粘って池を攻めまくったが無反応。広い池なのに、バスが付いていたのは僅かに1ヶ所しかなかった事に気が付き愕然とする。以前はもっと簡単に釣れたのだが・・・。
午後6時、予定ではナイターの前に数カ所の池を巡るハズだったのだが、思いのほか長居をしてしまったので、寄り道をせず週末恒例の某野池へと突入した。私と入れ替えに陸に上がる男女カップルの浮き輪の方と挨拶を交わす。アオコが発生しバスクリンのようにドロドロの緑色になってしまった水質に悩まされノーフィッシュとのこと。
竿を振っているとnoppoさん、A.K.さん、Solid.Kさん、そしてこの池の常連であるT.M.さんが続々と登場。昼間の混雑を避けるためナイターをやっているのだが、最近は魚が釣れないので昼間の釣り人が減っており、かえって夜の方がフィッシングプレッシャーが高くなっている逆転現象が起きている。
午後8時頃にnoppoさんがギブアップ。この間、誰一人魚のアタリすらなかく諦めモードが漂っていたが、8時半頃に常連T.M.さんが堰堤のど真ん中でモデルAを使い27cmをキャッチ。丁度同じ頃、私がシャローラビット500で僅か6.5cmのギルを引っ掛けた。暗闇の中で良く見えず、フックに付いている落ち葉を取ろうとしたら、いきなりビクビクッと動いた。まさか魚とは思わず、これには「うわっ!!」と声が出るほど驚いてしまった。
今宵はだれも釣果に恵まれない。「敗北」という言葉を頭に浮かべながら、堰堤に向って階段付近まで数メートル刻みでキャストを繰り返しながら戻る。堰堤の中頃に差し掛かった時、ウィグルワートに強烈なアタリがあった。そのバスは見事にジャンプした後、物凄い力で池底へ向って突進。余りの強い引きに暗がりの中で1人騒いでいると、同行者達が集まってきた。
午後9時半少前、下顎をガッチリと掴みフローターの上にズリ上げた魚のサイズは45cm。この1匹で皆の活性が上がり、全員で堰堤目掛けてルアーを打ちまくる。こんな中でヒットしたのは再び私。先程のバスよりもスリムだったが、割と長さがあり44cmだった。因みにヒットルアーはビックO。アオコが漂う表層を避け、普段より少し深めの水深を狙ったことが釣果に繋がったと思うが、他の同行者が釣れなかったのは、きっと竿先から「釣りたい光線」がビンビン出ていたからに違いない。
本日は午後10時に納竿。深夜営業をしているカレー屋で情報交換をした後にお開きとなった。
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