
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年8月
2002/8/31 静岡県西部地区の野池
天気:晴れ 水温:29.0〜31.0℃ pH:不明
釣果:2〜8匹(バス)
午前11時、以前から気になっていた野池へ念願かなってやっと入水できた。これまではヘラ釣師がチラホラいたのでフローターを浮かべる機会に恵まれなかったのだが、フラッと立ち寄ったら竿を出している人がおらず、速攻で準備を整え入水した。
大減水しており池の真中でも足ヒレが池底に届くほど。極浅のドシャローをピーナッツUで打ちまくり15cmをキャッチ。このサイズのバスしかいないのかとガックリしつつも池を周り、堰堤まであと25m程度のところで足が止った。オーバーハング下でボイルが起きている・・・。
即座に反応し、垂れ下がっている枝に引っ掛けないようにキャストをビシッと決めたつもりが、絡み合った枝のど真ん中にルアーが飛び込んで完璧なミスキャスト。引っ掛かったピーナッツUを取ろうと竿をピシピシと煽っていると、いきなりルアーがひったくられた。ストラクチャーの中に潜り込もうとする魚を強引に引きずり出し、やっとの思いでフローターの上に引き上げたバスは44cm。小バスしかいないと思っていたら40UPが登場し、これには驚くばかり。
静かにキャストを続けていると、同じ場所で度々ボイルがおきた。その都度、ピーナッツUを投げ込んで13cm、30cmをキャッチ。ポッパーにも出そうだと判断し、スゴイスプラッシュに交換し40cmと26cmを連続で釣り上げた。その後、携帯電話で連絡を取っていたnoppoさんが合流。彼はピーナッツUで20cm弱と26cmを釣り上げ、私はビッグOで26cm、SMシャッドで25cmを追加した。
2ヶ所目は正味1時間、絶対にバスが潜んでいるであろう葦際ポイント一帯を2往復して攻め立てたが無反応。これ以上粘ってもダメだと判断し、早々と見切りをつけて3ヶ所目の池へと向った。道に迷いながら辿り着いた池は減水しており、水面にはアオミドロが腐ったような茶色い浮遊物で覆われている。2人で暫く池全体を眺めていたが、ドロドロの中にフローターを浮かべる気力が沸かずにパスをした。
午後6時、50cmUP狙いでヘッドライトを装着し入水した池では、1時間半ルアーをキャストしまくって僅かに1バイトあったのみ。魚の姿は確認できなかったが、フックに掛かった魚が水中でグングンと激しく首を振り、フックを外して逃げていく様子が手元に伝わってきた。首振りの様子が感じ取れるというのは、かなりのデカバスだったのではないだろうか。因みにヒットルアーはミラクル・ジムこと村田氏がプロデュースしたスケルトンナイン。この拾ったルアー、小馬鹿にしていたが使ってみたら結構イイ線いってる感じがした。
noppoさんと別れ、午後8時前に最後の一勝負でドシャローの池へ入水した。デカダンスフィー(R)とジタバグJT(大)に1アタックずつあったが、フッキングには至らず午後9時過ぎに納竿。本日の釣果は40cmUPを2本含む8匹。夜は全くダメ、むしろ真っ昼間の方が良かったという1日だった。
天気:晴れ 水温:28.0℃ pH:不明
釣果:4匹(バス)
良い子の皆さん! 夏休みの宿題は済んだかな?いまラストスパート段階かな? 私の夏休みの宿題といえば55cmUPを釣る事。このところブッ続けで野池で浮かんでいるが、もうギブアップしちゃいそう。学校の宿題と違って、「誰かにやってもらう」といったレベルの話ではなく、しかも誰かにやられたらきっと悔しい思いをするような宿題・・・。
昨日は、午後10時までやって僅かに1アタックのみ。1匹も釣れない夜釣りより、たとえ40cmが上限でも数が釣れた方が楽しいだろうと、別の池へ向った。入水したのが午後7時半前。午後8時頃からバスが動き出したようで、広範囲を探っていたデカダンスフィー(R)にしょぼいアタック。バスがいたので、すかさず集中攻撃を仕掛けたが無視されてしまった。続いてフォローに送り込んだのはバスハンターU。即座にデカダンスフィー(R)にアタックしたであろう23cmの可愛いヤツを釣り上げた。
堰堤をクラッパーで丁寧に探ったが無反応。前回この池に訪れた際に活躍したMIDワンマイナスでも無反応。絶対に堰堤に魚が着いていると思い、秘蔵っ子のラパラFJ11を放り投げると34cmが一発で食ってきた。渋い時にも成果をきっちりと出すラパラはやっぱり凄いと再確認。その後、ジタバグJT(小)で36cm、シャロラビ500で39cmを追加し、午後10時半前に納竿した。
このところ毎晩野池へ出没しているが、40cmが壁になってその上が出ない。今宵は23、34、36、39cmと釣る度に大きくなったが、これで打ち止めだった。何処かでロクマルが釣れたらいしという話もチラッと聞いた真相はいかに!?ロクマルを釣った人は「玉手箱の談話室」へ書き込んで下さいね。
天気:晴れ 水温:28.0℃ pH:不明
釣果:0匹
仕事が早く終わったので、午後6時半過ぎに野池へ浮かんだ。この池はバスの密度が低いのだが出ればデカイという池。今の時期、何処の池も減水しているのだが、この池はたっぷりと水を湛えている。以前、水中の立ち木に引っ掛けて泣く泣くラインを切ったディプシードゥを回収したいのだが、減水していないため今シーズンは無理かもしれない・・・。
これまでの経験で、「食用ガエルが鳴いているとバスがトップに反応する」と思っているのだが、今宵はカエル達が沈黙。魚が跳ねる音も聞こえず、何だが生命感に欠ける感じを池から受け、テンションが下がった状態で竿を振り始めた。池を眺めた時の第一印象は結構当たるようで、真面目に2時間竿を振ってノーヒットが続く。
池をぐるっと周り、もう少しで納竿ってところで、ラージマウスセラフに久しぶりに聞く派手なバイトがあった。サイズはかなり大きそうだったがミスバイト。すぐさまルアーを回収し、再び同じコースを引いたが反応はなし。フォローでクランクベイトを投入したが、こちらにも反応はなかった。
後にも先にもチャンスはこの1回だけ。もともと魚影が薄い事はある程度は予測していたものの、1匹も釣れないのでは非常に辛いものがある。1アタックあったので、つい長居をしてしまい納竿したのが午後10時となってしまった。
2002/8/25 静岡県西部地区の野池
天気:晴れ 水温:28.0℃ pH:不明
釣果:4匹(バス)
午後7時、野池へ単独釣行。丁度、上がってきた陸っぱり釣師に様子を聞くと、3時間程度で6匹程釣り上げたという。陸っぱりで6匹ならフローターで攻めれば一体何匹釣れるだろうかと皮算用をはじく。しかし、世の中そんなに甘くないようでアレコレとトップ系ルアーを引きまくるが無反応。
開始1時間、もうギブアップしたくなってきた頃に、別の池で浮いているSolid.Kさんから電話が入る。聞けば45cmを釣り上げ、同行しているA.K.さんも42cmをキャッチしたとのこと。こちらは1アタックもなく、テンションが下がりっぱなしだったが、この電話でもうひと踏ん張りすることにした。
大きな月が昇って晧晧と辺りを照らすため、ヘッドライトはいらないんじゃないかと思えるほど。もしかしたら、この月明かりでトップへの反応が鈍くなっているのではないかと思い、水中系のルアーへとチェンジし月影の部分を狙う事にした。午後9時、ワンド奥のシャローで待望のヒット。ウィグルワートをすっぽりと飲み込んだのは38cmの元気なバスだった。
午後10時前、堰堤近くへ陣取り、岸と平行にMIDワンマイナスを引き倒す。何かの拍子で魚の活性が突然高まったようで、次々にルアーへ襲い掛かり、立て続けに39cm、34cm、35cmの3匹を釣り上げた。あと一匹、できれば40UPを追加したかったのだが、これで打ち止めになり、午後10時半に納竿した。
2002/8/24 静岡県西部地区の野池
天気:曇り時々雨 水温:27.0〜28.0℃ pH:不明
釣果:9匹(バス)
先週、相棒Sと何気なく入水してWヒットをやらかした某野池へ、午前10時に入水した。陸っぱりが2人いるので邪魔にならないように気を使いながら隅っこで釣りをする。朝イチで既に誰かが入ったのかトップウォーターへの反応はない。シャロークランクへ換えてみたが、相変わらず無反応・・・。
魚が潜むタナはもう少し深いかもと考え、New Bait-Xを取り出し水中に沈む障害物に絡めながら探っていくとゴツッと明確なアタリ。障害物の中に潜り込もうとする魚を強引に引きずり出し、オープンスペースでやりとりして無事ランディング。体高は余りなく、細長い感じがする40cmだった。陸っぱりの2人が帰ってからは、思いっきり釣りができるぞと気合いが入ったのだが、魚の活性は相変わらず低くて空しいキャストが続く。お昼の時報と共にバスハンターUで25cmを追加しただけでギブアップ。
午前中は2匹しか釣っていないので数釣りをしようと小バスが釣れる池へ入水した。毎度、小型クランクに反応が良い池なのだが、今回は何故か反応が鈍い。辛うじて、グリフォンMR-Xとディプシードゥで20cm1匹づつキャッチして退散。続いて、神社を挟んで隣りにある池へ移動し、1時間ほど竿を振りバスハンターUで18cm、23cmを釣り上げた。
午後5時半、地図とカーナビを頼りに何年かぶりに訪れた池は1m程度減水しており、池の真中には水中に沈んでいるハズの島が突き出ていた。魚が付いているであろうオーバーハング下や島周り、奥の葦際を探るが無反応。1時間やって1度もアタリがないような池で粘っても仕方が無いので夕マヅメ狙いで午前中釣りをした池へ戻ることにした。
車で走り出して暫くしてから、「さっきフローター積んだっけ!?」と突然疑問が湧いた。「もちろん積んだよねぇ。」などと独り言を言いながらも、急に不安になり車を止めて確認。すると、あるべきところに、あるべき物がない・・・。暫し、愕然となるが車に飛び乗り、先程まで釣りをしていた池へ慌てて戻る。フローターだけならまだしも、サイドポケットには貴重なルアーをぎっしり詰め込んだボックスが入っており、これを紛失するのは耐えられない。自分の大ボケ加減に腹が立つ。
アクセルを踏み込み続けて20分。ドキドキしながら池の脇にある駐車スペースへ到着。そこには、暗闇の中にぼんやりとフローターのシルエットが浮かび上がっていた。心配したルアーもなくなっておらず、この時ばかりは神様に深く感謝した。それにしても商売道具!?のフローターを車に積み忘れるなんてボケが始まり、脳ミソが半分溶けてきているのではないか。
オマヌケなトラブルを無事解決し、野池に入水したのは既に日が沈んで暗くなった午後7時半。ゴールデンタイムを逃したと思いきや、開始早々からクラッパーに2連続アタック。追い食いしてくるほど活性が高く、ルアーに襲いかかるがフッキングミス。その後、ビックバド、デカダンスフィーR、ジタバグJT(大)にも度々アタックがあったがいずれもキャッチすることは出来ない。少々苛立ちながら、音が静かすぎて物足りないシャロラビデーブを取り出し、引き波を立てながらスローにリトリーブするとズボッとヒット。今度はしっかりフッキングして37cmをキャッチした。
闇夜の中、シャロラビデーブのように余り音がせず、引き抵抗が少ないルアーは使い続けていられない。ラージマウスセラフに交換し、テンポよくキャスト&リトリーブを繰り返しストレス解消。堰堤際を丁寧に攻め、40cmと39cmを立て続けに釣り上げ、午後11時前、雨が降り始めたので納竿。本日の釣果は40cmを2本含む9匹。トップでスリリングな釣りが楽しめたので満足満足。
天気:晴れ 水温:28.0℃ pH:不明
釣果:0匹
仕事が早く終わたっので、晩メシを急いで食べて一発デカバス狙いでナイター釣行へ。午後7時に到着した池は相変わらず減水しており、日頃は水中に沈んでいて見えない取水口が出ている。堰堤の階段を降りると、そこには腐乱した鯉と鮒の死体が浮いていた。異様な臭いが立ち込める中、そろりそろりと入水しキャストを開始。相変わらずドロドロのアオコが漂い、フローターやフローティングベストが緑色に染まっていく。
劣悪な環境でも生きていくことができる鯉が死ぬくらいだから、状況は相当悪いだろうと想像していたが、案の定、ルアーへの反応は全くない。小魚が集まりやすい堰堤にいればチャンスがあるかもと、息を潜めて機会を伺うが魚っ気ゼロ。こんな場所で粘っていても時間の無駄と判断し、池を変えることにした。
ウェーダーを履いたまま車に乗り込み、車を10分程走らせて次ぎ野池へ到着。食用ガエルが鳴き、時折、魚が跳ねる音がするのだが、ルアーへの反応はなく午後10時に納竿。チョロチョロっと竿を振って、デカバスをポンポンと釣ってやろうと考えは甘かったと反省。
天気:晴れのち雨 水温:23.5〜29.0℃ pH:不明
釣果:5〜7匹(バス)
台風が接近する中、相棒Sと野池釣行。先ずは携帯で連絡を取っていたnoppoさんが浮いている池に向った。そこは先月、Solid.Kさんが蜂に刺されて病院送りとなった事件現場。現場検証をしつつ、蜂の様子をじっくりと観察する。蜂の巣は以前に増して大きくなっており、巣の温度を下げるため蜂たちが表面でしきりに羽を動かしている。noppoさんは既に池を一回りしており4匹キャッチ。蜂に刺されるのはまっぴらゴメンだし、3人が浮かぶのは不可能な小さい池なので移動することにした。
12時過ぎに入水した池ではnoppoさんがノイジー系トップウォーターとので25cm程度のバスを1匹キャッチ。相棒Sは某セミ型ルアーで良型をヒットさせるも残念ながらロスト。一方、私のルアーにはコツリともアタリはなく、お手上げ状態。たまに小バスは見えるのだが、口を使ってくれなかった。
台風の影響で雨が降り始める中、noppoさんと別れカッパを着込んで2ヶ所目の池へ入水。ここは水温が低く白濁した大井川用水がザブザブ流れ込む池である。白濁している池は生命感に乏しく釣れる気がしないのだが、チャンスがあれば元気でピンシャンな色白のバスに出会える。この池では2時間やって辛うじてビッグOで32cmをキャッチして出水。
午後4時半前に到着した池は大減水していた。水質は悪くマッディーでドロドロっとしている感じ。しかし、迷言集にもあるとおり「水が半分になれば釣果は倍」だと単純に思っているので期待しながら入水した。
開始20分、ウィードと岸の間に投げ込んだピーナッツUDRに激しいアタリ。かつて経験したことのないような強烈なファイトは、夢のロクマルがヒットしたかと思うほど。浮いてきた魚を見てびっくり。グッドサイズのバスが2匹付いている。フローターの前で暴れまくる2匹の魚を一気にエプロンの上に引き上げ、ロッドで魚を押さえつける。フッキングの様子を確認すると愛くるしいピーナッツUDRの腹のフックには41cm、尻のフックには35cmががっちりと掛かっていた。
滅多にないWヒットを是非とも写真に撮りたかったのだが、雨による故障を避けるためデジカメは車の中。せめて相棒Sに見せびらかせようと両手に魚を持って大きく前に掲げてガッツポーズ。興奮覚めやらぬ中、同じポイントへピーナッツUDRを放り込んで、再び35cmをキャッチ。どうやら久しぶりのまとまった雨にバスの活性が上がっている様子だ。
その後、ピーナッツUDRで20cm、アスリートミノーF9のトウィッチングで40cmを追加。一方、相棒はピーナッツU、ピーナッツUDRで30前半の良型を3匹捕獲。そして夕闇が迫る中、ド派手な色のウィグルワートで36cmをキャッチした。日没後、さらなる爆釣を期待してキャストを重ねたが、思いのほか反応が鈍い。開閉型の耳を付けたラージマウスセラフにアタックがあった場所へ、フォローベイトとして投げたウィグルワートにゴツッとアタリ。ズッポリとルアーを丸呑みした35cmを無事釣り上げ納竿した。
2002/8/17 静岡県西部地区の野池
天気:晴れ 水温:29.5〜32.0℃ pH:不明
釣果:10匹(バス)
9時過ぎからフローターで単独釣行。1ヶ所目に入水したドシャローの池は、延々粘っていた東側で某セミ型ルアー、SPシャッド、ピーナッツUにアタックがあったのみ。普段はもっと反応が良いのだが、反応の悪さからすると先行者があったのかもしれない。気持ちを入れ替えて木陰が多い西側に移動しキャストを開始。生い茂る樹木の枝葉をブチ抜き、岸際にバスハンターUを打ち込むと34〜35cmが続けさまに2匹躍り出た。
まだバスが潜んでいそうな気配がしたので、購入したてのNew Bait-Xを取り出して樹木の株際を狙う。オーバーハング下に潜り込み、窮屈な体勢からサイドキャストで株際のピンポイントへルアーをぶち込む。チョコチョコっとNew Bait-Xを動かして20cmをキャッチ。その後、同じポイントを狙い撃ちして25cm、37cmを立て続けに引きずり出した。
今から数年前、グリフォンを初めて使った際、余りに釣れたので衝撃を受けたが、その後、M社から発売されるルアーは人気ばかりが先行し、実釣ではイマイチの感が強かった。しかし、今回発売されたNew Bait-Xは僅か数分の間に3匹を釣り上げることができ、思わず釣具店に携帯で釣果報告をしたほど感動。どうやら「お蔵入り」にならず、一軍定着となりそうだ。
12時半過ぎに入水した2ヶ所目では、New Bait-Xで34cm、バスハンターUで2匹(32〜34cm)、クラップシューター(大)で1匹(30cm)を釣り上げた。New Bait-Xは確かに凄いが、それ以上に凄いのはバスハンターU。ピーナッツUと同様、良く釣れて価格も安くコストパフォーマンスが非常に高い。投げて巻くだけで釣れてしまうオートマチックルアーであり、初心者だけでなく上級者でも手放せないルアーの1つだろう。
3ヶ所目の池は大減水しており、池の北側半分にあったウィードが死滅していた。コンディションは良くなさそうであったが、取り敢えず1周することにした。案の定、キャスト&リトリーブを繰り返しても魚の反応は乏しい。ワンド奥のシャローでワンフッターを使い小バス(18cm)を1匹キャッチして、すごすごと出水。
午後6時半過ぎ、週末恒例の某野池へ入水。こちらもメチャ減水しており、アオコの発生も著しい。釣果は期待しなかったが、実績のあるポイントだけ足早にチェック。2時間弱程、竿を振ってはみたものの、ノーヒットで出水。このままでは、納得いかないと近くの池まで車を走らせ、午後10時近くまでルアーを黙々とキャスト。しかし、結果はジタバグJTに1アタックあったのみ。結局、本日の釣果は10匹。最大魚はNew Bait-Xで釣った37cmであった。
2002/8/10 静岡県中部・西部地区の野池
天気:晴れ 水温:30.5〜33.0℃ pH:不明
釣果:4〜10匹(バス、ギル、鯉)
相棒Sと午前11頃からフローター釣行。開始10分で某セミ型ルアーに1バイト。ルアーが吸い込まれラインが横に流れるのを確認後、しっかりと巻き合わせをしたにもかかわらずスッポ抜け。出だしからトップに反応したのでコンディションが良いかと思いきや、その後は延々と沈黙。
相棒と「トップへの反応が渋いねぇ」などと話ながらも、それでもトップ系ルアーを投げまくる。絶対に魚が潜んでいると睨んでいたピンスポットにSPシャッドを投げること5回。ズボッと待望のヒットがあったが、手にした魚のサイズは25cmだった。魚がいないわけではなく、ルアーへの反応が非常に渋くなっている。試しに水温を計ってみると33℃。こんなに水温が高いんじゃあ、魚もバテるのではないか。きっと夏休みに違いない。ぐるっと池を一回りして、相棒Sはチマチマアライくんで32cmを1匹キャッチ、私がコンバットクランクSSRで30cmを追加して出水した。
2ヶ所目は比較的水質が良く、水温がやや低い池(30.5℃)。某セミ型ルアーとジタバグJT(小)を使い23cmを1匹ずつキャッチ。相棒は某セミ型ルアーで小ギルを1匹、改造したらシンキングになったジタバグJT(小)で小バスを1匹釣り上げていた。なんと彼はジタバグのフォーリングで1匹釣ったらしい。こんな釣り方あったっけ!?
3ヶ所目は超マッディな池。トップ系ルアーに反応がないので、バスハンターUに交換し、岸際や倒木周辺を攻める。数回目のキャストで、倒木近くにバスハンターUが着水したと同時にズボッと吸い込まれた。次の瞬間、池の真中まで魚が突っ走り、猛烈なファイトを繰り広げる。「デストロイヤーぶち曲がりぃ〜」などと言いながら格闘すること数分間・・・。ランカーバスだと思っていたが、上がってきたのは大きな鱗を持つヒゲの生えた魚(51cm)だった。(恥)
気を取り直し、バスハンターUを投げ続けて20〜21cmを3匹、テイルダンサーとショットで23cmを1匹ずつ追加。相棒はシャローラビットミニで25cmを1匹キャッチしただけでギブアップ。炎天下の中、黙々とキャストを続けていたので体力の低下が著しかったが、一発大逆転を狙って週末恒例の某野池へ向かい車を30分走らせた。
午後7時半前に入水しキャストを開始。堰堤沿いにクラップシューター(大)を投げているとゴツッとアタック。しかし残念ながらフッキングミス。魚がいることが判ったので、暫く粘っていると再びアタック。今度は確実にフッキングが決まったと思ったのだが、激しいファイト中に痛恨のフックオフ。
主だったポイントを一回りしてから再び堰堤まで戻りキャストを重ねる。丁寧に堰堤沿いを攻めているとモデルAに明らかにデカバスと判る激しいアタック。しかし、再びフッキングミス・・・。ルアーをグリフォンに交換し、確実に仕留めようとキャストを続けると三度目のチャンス到来。フッキングも決まり、これは捕れるぞと気を許したとたん、またしてもフックオフ。「あぁぁぁぁ〜」と思わず声が出て、自分のアホさに暫し愕然となる。
結局、本日の釣果は夜9時半過ぎまでやって10匹。ナイターでは正真正銘のデカバスを3回もバラすという大失態。まだまだ修行が足りないと反省した。
さて、この夏、サーフや堤防ではメーター級のシイラが上がっているとのこと。陸っぱりで狙う巨大魚は野池のバス釣りなんかに比べ、さぞやエキサイティングなんでしょうね。シイラ釣りの情報をお持ちの方はこちらへコメントをどうぞ。
天気:晴れ 水温:30.5℃ pH:不明
釣果:1匹(バス)
前日に続き、午後7時少し前にロクマルのウワサがある野池へ入水した。3つあるワンドの内、前日ノーヒットだった右奥ワンドは最初から捨て、池を横切り真中のワンドへ直行。今回は、水面に漂う水草や落ち葉が多いこの池を攻略するために、ジタバグJT(小)をWフック仕様にして持ってきたので、最初からコレ一本槍でキャスト&リトリーブを繰り返す。
予想どおり、ワンドの最奥部でジタバグJT(小)にシュボッとアタック。フッキングもきっちり決まって無事キャッチしたのは34cmのバス。ジョイントのボディーは折れ曲がるため、フックが確実に口の周りに絡み付きキャッチ率が高いように思われイイ感じ。Wフックは水面にゴミが浮く場所では効果的であり今後も出番が増えそうだ。
左奥のワンドも攻めるが無反応で、午後8時半過ぎに納竿。たった1回のアタックしかなかったが、確実にキャッチできたのでちょっぴり満足。
2002/8/6 静岡県西部地区の野池
天気:晴れ 水温:30℃ pH:不明
釣果:1匹(バス)
午後6時半、仕事が早く終わったので道具一式を車に積み込み、「ロクマルが釣れた」とのウワサがある池へと突入した。巷で良く聞くウワサ話は非常に怪しく、心もとない話が多い。「ここなら60cmがいそうだ」とか、「60cmぐらいのヤツが見えた」「バラしたのは60cmはありそうだった」という不確かな話が、いつのまにか「60cmが釣れた」という話に変わっていたりする。
メジャーで計測している証拠写真でもないと俄かには信じがたいが、一番確かなのは自分が釣る事である。40cmがコンスタントに釣れる池なら50cmUPが出る可能性は非常に高い。50cmがコンスタントに出る池ならロクマルも夢ではないと思うが・・・。
この池は魚の密度が薄い上にサイズは小さく、しかも苦手なクリアな水質なので、ここ数年は一度も入水したことがない。月日が経てば魚も大きくなるだろうと期待に胸を膨らませ、夕闇が迫るクリアで急深な池へ一人静かに入水した。水面から立ち木がそびえ立つ右奥のワンドが最も釣れそうなので、ここからノイジー系ルアーで攻めたが完全ノーヒット。
半ば諦め気分で真中のワンドへ移動し岸打ちを繰り返していると、最奥部でクラッパーにジュボッとアタック。フッキングには至らなかったので、しつこく狙い続けたが沈黙してしまった。ここで選手交代、ガンディーニに換えてアチコチを引き倒していたら再びアタック。しかし、魚が小さいようでフッキングしない。このルアーの欠点はフッキングが悪いこと。ボディが幅広で太く、浮力も高い大きいので、どうしてもフッキングミスが多くなる。
諦めて3つ目の左ワンドへ移動する途中、岬の近くでクラッパーに激しいバイト。ショートキャストだったので、フローターの直ぐ近くで水飛沫が上がる。すかさずフローターをぐるりと半回転させてフッキング。暫し魚とのやり取りの後に上がってきたのは、37cmのいかにもバスって感じの模様がはっきりと出た細長い魚だった。
この1匹で気を良くして、3つ目のワンド奥へ攻め込む。最奥部の倒木まわりでジタバタアライくんに、貧相なアタックが1回あったが、フッキングには至らず、その後は沈黙。午後9時に納竿となった。今回の釣行の感じではロクマルがいるような池にはとても思えず、肩透かしをくらった感があるが、もう少し攻めてみようと思う。
天気:晴れ 水温:32℃ pH:不明
釣果:1匹(バス)
バスハンターが数量限定生産で復活した。今シーズンは往年のピーナッツUで良い釣りをしているので、丁度このルアーもイケルんじゃないかと思っていたところだ。昨日は40cmUPを連発させて昇天。気持ち的にはバス釣りについて満腹状態だったが、懐かしくなって押入れの中にあるBOXからバスハンターUを1個取り出し、野池で使ってみることにした。
夕マズメを狙って週末恒例の野池へ到着したのは午後6時。堰堤を丁寧に探っていくと、開始10分後、一番端っこで25cmの小バスがポロッと釣れた。日中は多くの釣り人が攻めたであろう場所から、いとも簡単にバスを引き出す能力に感動すら覚え、晴れて一軍メンバーへの復帰となった。ところで、某社のグリフォンを真似して目玉を飛び出させた現行品より、ピンポン球みたいな旧型の方が、よっぽど釣れそうな気がするのは私だけだろか!?
この1匹で気を良くして、本格的にデカバス狙いを敢行。減水し始め様々なストラクチャーが水面から頭を出しているが、日中に相当叩かれているで目に見えない障害物を狙う。ウィグルワートを主体にクランクベイトで探りを入れるが無反応。ノイジー系なら反応するかもとクラッパー、ジタバグJT(大)を引き回すがこちらも無反応。午後9時まで粘ったがアタリすらなく納竿した。
2002/8/3 静岡県西部地区の野池
天気:晴れ 水温:32〜33℃ pH:不明
釣果:4〜6匹(バス、ギル)
先週、釣り人が多く車を置く場所がなかったためパスした野池へ、午前11時前から相棒Sと入水。先月、40cmUPを釣ったポイントへ向いつつ岸を打っていく。ワンド奥で静かに釣りをしていると、岸際のドシャローでボイルが起こった。ラインの先に付いていたのはSPシャッド。ボイルしている時に投げるようなルアーでもなく、フルキャストでギリギリ届くかどうかの距離。しかし、交換している時間もなく水面の波紋が消える前にブン投げた。
ドンピシャで狙ったところにルアーが落ち、ゼンマイ仕掛けの尾鰭が動き始める。すると何の音も立てずにルアーが水中に吸い込まれラインが横に走った。ここですかさず、ハンドルを巻いて巻き合わせ。がっちりとフッキングが決まり、激しく抵抗する魚をコントロールしながら無事にハンドランディング。体長を測ると41.5cm。おまけで四捨五入して42cmの堂々としたバスだった。
2人で2時間やってこの1匹しか釣れず、コンビニで昼食の買い出しをして近くにある野池へ入水した。満水時から1m程減水しており岸打ちをしやすいのだが、バスの反応は渋く、ビーナッツUDRに1アタックあったのみ。一方、相棒Sは某セミ型ルアーでギルを1匹(18cm)キャッチ。
午後3時半に入水した池は茶畑下の小さな溜池。このところ雨が少なく、乾燥した茶畑へ潅水するために農家の人達が池の水を頻繁にポンプアッフしてしている。ここでは開始早々に某セミ型ルアーで34cmを釣り上げた後、池奥でピーナッツUを使い小バスを2匹(25cm、29cm)キャッチ。相棒Sはシャローラビットミニで25cmサイズを2匹釣り上げた。
本日の最後を締めるのは週末恒例の池。水温が高い上、アオコでドロドロだが、減水が始まっているのでオーバーハング下狙いができそう。もし魚の反応が悪かったら他の池へ移動するという考えを頭の片隅に残しながら午後6時に入水した。
ヒットしたのはワンド奥のいつもの場所。ここで待ち伏せをしていれば絶対にエサを食べにデカバスが池底から上がってくると信じて、ルアーを投げ続けていた。午後7時過ぎ、ウィグルワートに食らい付き、物凄いパワーで池底へ何度も突込んでF2-57Xを過激に曲げた魚は赤黒く体高がある43cm。バス特有の紋様がなく、全体的に赤っぽく見えるのがここのデカバスの特徴だ。
後部フックは口横に刺さっていたので直ぐに外すことができたが、腹部のフックは下顎の柔らかい部分を突き抜け、3本とも口の中へガッチリと掛かっていた。どうすればこんな複雑な掛かり方をするのか理解できなかったが、どうにもフックが外れそうもない。暴れる魚をなだめつつフックをルアーから外し、1本ずつペンチで切断し無事リリース。
午後9時をまわり腹が空いたので、そろそろ引き上げようと堰堤に向う。堰堤端に辿り着き、ピーナッツUDRを投げた1投目、何だかゴミを拾った感覚があった。「何だろう?」と思った瞬間、緩めにドラグを設定してあったカルカッタ100から糸が引きずり出された。急いでドラグを締め直し、魚とファイトを始めるが中々姿を現さないのでサイズが分からず慎重にやり取りをする。無事にハンドランディングしたバスは先に釣った魚と同じ43cmであった。
相棒Sはチマチマアライくんに1アタックあったがフッキングには至らず午後10時に納竿。帰りはエコパで開催されていたB'zの4万人ライブコンサート帰りの渋滞に運悪く嵌まり、晩飯を食べようにも何処も大混雑。今回の釣行でボロボロ、ザラザラになった親指の感触を確かめながらハンドルを握り締め、腹ペコのまま家路へついた。
ナイターで仕留めた40cmUPの2匹は物凄いファイトだったのでアドレナリンがビンビンに放出。こういう釣りを何度も経験してしまうと、夜釣りが癖になってしまうからとても恐い。暫くはナイターのデカバス狙いが続きそうだ。
「Fishing Report」の目次に戻る。
トップページに戻る。
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

Copyright (C) 1997-2002 tamatebako