フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年9月


 天気:晴れ時々雨 水温:23.0〜23.5℃ pH:不明
 釣果:1〜9匹(バス)

 午前10時、昔はホームグランドとして頻繁に通っていた某野池に久しぶりに入水した。今年の夏に池の1/3以上を覆っていたハスはいつのまにか消え去り、ぐるっと一回り岸打ちをできるようになっていた。開始15分、柳の木の下でコンバットクランクSSRにヒットしたがフッキングミス。続いてジョインテッドシャッドラップの着水同時ヒットがあったのだが、これもフッキングミスしてしまった。

 右奥のワンドで竿を振っていると、時折ボイルが起きた。水面近くに小バスや小ギルがウヨウヨといるのだが、これらが一斉にザザザッと散る時がある。その瞬間を待ち構え、ジョインテッドシャッドラップをボイルの中に打ち込んでみた。リトリーブを開始すると即座にゴツッとヒット。ヒットした瞬間にデカイと判るような強いアタリに、慎重に竿をさばきながら魚を寄せる。キャッチしたのは肉付きの良い47cmの堂々としたバス。昨日から40UPはこれで3本目。丁度、昨日から使い始めた中古コンバットスティックICSC-58MHには、まるでデカバスを引き寄せるパワーがあるかのように思えてきた。

バス35cm&アリート4KB 同じ場所で静かに浮かびキャストを続け、ジョインテッドシャッドラップを使い22〜23cmを3匹追加。この内の1匹は異様に腹が脹れており、口の中を覗き込むと喉の奥から大きなザリガニの真っ赤なハサミが飛び出ていた。このルアーは止めた時にジョイント部がペコリと下がるため、ザリガニが逃げるようにストップ&ゴーで演出すると、とてもイイ感じだ。

 TD氏と合流し、池に浮かびながら情報交換。話をしながら倒木周りをアスリートF9のトウィッチングで攻め、腹パンパンの金色に輝く、いかにも「栄養満点のイイ物を食ってるぞぉ」っ感じの34cmをキャッチ。まだ潜んでいそうだったので、引き続きアスリートF9のトウィッチングで攻めると35cmと25cmが躍り出た。実はこの倒木、つい20分程前にゴムルアーを使って攻めていた先行者がいたが、彼は一匹も手にしなかったポイント。水温が下がってきたこの時期はミノーが効果的であることを再確認した。その後はTDバイブで1匹(25cm)を追加。TD氏はピーナッツUで2匹(24〜26cm)、スピナベで25cm程度を1匹釣り上げ出水した。

Solid.K&43cm 4KB 午後3時、「週末恒例の野池」へなだれ込み、デカバス狙いに的を絞る。TD氏が第1ワンド奥のシュローで良型を掛けたがロストし、午後5時で納竿。一方、私はノーヒットのまま5時半でギブアップ。久しぶりにフローター釣行するSolid.Kさんを昼間浮いていた池へ招き、一緒に釣る事にした。

 開始15分、Solid.Kさんから「釣れたコール」が入った。ヒットルアーはウィグルワート。場所は昼間小バスしかいなかったので、最初から見切っていた倒れた竹の周辺。しかも、つい先程までフローター3艇に攻められていたにもかかわらず、堂々の43cmを引きずり出したことに感服。魚は鰭ピンで、ガッチリとした体格は栄養条件の良さが出ていると思われた。私の方は午後7時に納竿するまでにウィグルワートで小バスを1匹(20cm)追加したのみ。Solid.Kさんは40UP1本で終了となった。


 天気:雨時々曇り 水温:22.0℃ pH:不明
 釣果:2匹(バス)

 朝5時過ぎ、雨音で目が覚める。外は大雨・・・前夜から釣りに行こうと考えていたが即断で中止。TVをつけ、夢うつつの中で児島玲子さんの声を聞いていたような気がしたが、そのまま爆睡。再び目が覚めたのは8時半過ぎ。雨が若干小降りになってきたので急いで朝食を摂り、釣り具一式を車に積め込み出発した。

 途中、釣り具屋に寄っていたので「週末恒例の野池」へ到着したのは11時近くになってしまった。雨の影響で、先日訪れた時よりも15cmほど水位が上がっている。水温が一気に低下していることを予想し、ネオプレーンのウェーダーを装着。そして昨晩、豪州遠征用として購入した中古のコンバットスティックICSC-58MHカルカッタ100を付けて野池へ浮かんだ。

 水が流れ込む入水口付近でピーナッツUにアタックした良型を1本バラした後はノーヒット。1時間程粘ったが反応がないため、前回、38cmを釣り上げたポイントへ移動しキャストを繰り返す。水中に沈んだ枯れ枝に引っ掛かったウィグルワートを竿を煽って外した瞬間にバイト。魚の引き具合から40cmUPは確実だったが、ミディアムヘビーのロッドのため余裕を持ってコントロールすることができた。浮いてきた魚をガッチリと掴み、サイズを測ると48cm。日頃使っているデストロイヤーF1F2だったら相当スリリングなやり取りだったことだろう。

倒木 6KB 2匹目を期待して同じ場所で粘ってみるが反応がないため、他の場所をゆっくり一回りしてから再びポイントに入り直した。ウィグルワートが倒木を乗り越えた瞬間に激しいバイト。しかしフッキングには至らず再度同じ場所を攻める。キャスト3投目、ルアーをひったくるような強いアタリがあり、池底に何度も突っ込む強烈な引き。先程のバスよりも大きそうなので慎重にやりとりをしたが、キャッチしたのは45cm。筋肉隆々のいかにもバスっぽい体格のヤツだった。午後6時まで1つの池でキャストを続け、釣れたのは僅かにこの2匹のみ。しかし2匹とも40UPと満足できるサイズだった。

 今回はもしかしたら大事故になったかもしれないアクシデントがあった。1匹目を釣ったあと、トイレ休憩で岸に上がって一息ついた場所にあった樹木が、突然ものすごい音とともに池へ倒れてきたのだ。つい数分前まで、そこでフローターを浮かべていた場所でもあり、運が悪ければ脳天直撃を受けるところだった。オーバーハング下へ潜り込んで釣りをすることが多々あるのだが、これからは十分注意したい。


 天気:晴れ 水温:23.5〜24.0℃ pH:不明
 釣果:5〜10匹(ナマズ、巨鮒、バス、ギル)

 相棒Sから「昼はナマズで外道にスズキ、夕方からは野池でバス狙いでどうでしょう!?」という甘い誘いに誘われて、車にシーバスタックルとフローター一式を2人分積み込み、先ずはナマズ釣りで某河川へと向った。午前11時半にポイントへ到着。久しぶりに使うトラウトプラッキングスピンGS-832Hアンタレスver2の感触を確かめながら第1投。リトリーブを開始したとたんに根掛かりし愕然となる。

 川底には色々なものが沈んでおり、ルアーロストは初めから覚悟の上だが、1投目から根掛かりでは涙が出る。チェストハイウェーダーの胸一杯ギリギリまで入水し、半分溺れそうになりながらビジョン110SWを回収した。その後、キャストを続けていると再び根掛かりの感触。竿を煽ると一気にラインが引きずり出され、なすすべもなくフックオフ。どうやら巨鯉に引っ掛けたようで、一瞬何が起きたか判らないぐらいの激しさだった。

 そうこうしている間に相棒が50〜60cmのナマズをK-TENマグネットDBで3匹キャッチ。私の方は午後2時を過ぎた段階でノーフィッシュ。全くアタリがなかったので、ルアーサイズを大幅にダウンさせ、ロスト覚悟のシンキングミノーアスリートS9に交換しキャスト始めた。すると怒涛の入れ食いタイムに突入。

 最初に60cmのナマズを釣り上げた後は、38cmの巨鮒(ヘラでないところが驚き)をキャッチ。続いて60〜63cmを2匹釣り上げ、一服する間もなく1キャスト1キャッチが3連続(56〜60cm)。もうこれで終わりだろうと思っていたら54cmと62cmを追加し合計9匹。まるで川の中でナマズの運動会が開催されているような状況だったが相棒の方にはアタリがない。彼はビジョン110SWで1匹釣っていたが、相次いでルアーを根掛かりで2個もロスト。午後3時半に納竿したが、使うルアーが違うと、こうも釣果に違いがでるのかと驚いた釣行だった。

 午後4時半、昨日訪れた「週末恒例の野池」で第2ラウンドの開始。フローター2艇、ゴムボート1艇が入っていたが、ほどなく帰っていった。釣れればデカイが、「判っている人にしか釣れない」という非常に難易度が高い池なので、最近は訪れる釣り人が減っているようだ。先行者の人達はモチロン釣れずにお帰りになった。

 第一ワンドでは、目にみえるストラクチャーだけでなく、水中に沈んでいて判らないストラクチャーまでも丹念に探ったが無反応。余りに魚っ気がないので、この池の常連TD氏にTEL。昨日の状況について情報を収集し、狙うべきポイントを2ヶ所に絞り、シャローに上がってきて餌を食べるバスを狙い撃つことにした。

 午後6時半前、狙いどおりピーナッツUDRに食ついたのは38cmの良型バス。デストロイヤーF1-60Xをギュインギュインと曲げるほど激しいファイト繰り返し、パワフルな引きを十分堪能することができた。2匹目を期待し、シャローを丹念に探ったが後が続かない。相棒はウィグルワートで22cmのギルを釣り上げていたが、バスの反応はなく午後7時半に納竿した。


 天気:雨 水温:23.0〜23.5℃ pH:不明
 釣果:4匹(バス、食用ガエル)

 連休2日目は朝からぐずつき模様。釣りに行こうかどうしようか迷っているうちに午前10時を過ぎてしまった。慌てる事もないだろうとノロノロと準備をし、山間の小さな池に到着したのは11時前。冷たい雨が降る中、カッパを着込んでそろそろと入水し堰堤際へ第一投。着水と同時にルアーがズボッと吸い込まれ、激しいファイトの後に浮いてきたのは37cmの色白なバスだった。因みにヒットルアーは日本未発売の豪州製ルアーであるスコーピオン。1投目から釣れたので、さぞや魚の活性が高いだろうと期待したのだが、その後は、立ち木の中でバスハンターUを使い、小バス(20cm)を1匹追加したのみ。

 2ヶ所目は車で3分の所にある凹池。ヘラ釣師が1人いたので静かに釣りをする。開始早々、岸際に打ち込んだモデルAに激しくバイトしたのは巨大な食用ガエル。手足を使って口に掛かったルアーを外そうと暴れるので、フローターの上はドタバタ状態。幸いバーブレスにしてあるので、手足を押え込みペンチでフックをクリッと捻って外すことができた。

 カエルを釣った後は暫く後味が悪く、岸打ちをするのは何となく気が引けるのだが、そんな事を気にしていては釣果は期待できない。周囲にカエルがいないことを確かめつつ、岸際のブッシュの中へルアーをブチ込む。この方法でジョインテッドシャッドラップを使い4バイト、1キャッチ(20cm)し出水した。

 午後3時に入水した池では、吐く息が白く水面には靄が立ち込めていた。実績のある右奥ワンドを1時間ほどキッチリと攻めたが反応がないため、他の場所は無視してとっとと退散。4ヶ所目は高速道路脇の池。休日は陸っぱりが多いのでフローターを浮かべることができないが、雨が降っているので釣り人は一人もおらず貸し切り状態。小さな池なので約1時間でぐるっと一回り。この間、コツリともルアーへ反応しなかったので、次の池へと急いだ。

 午後6時に入水したのは「週末恒例の池」。この池の常連であるTD氏が浮いていたので様子を聞くと、同行者が30cm後半から45cmまでのバスを3匹キャッチしたとのこと。ご本人はワンド奥で2度バイトがあったがフッキングミスしたらしい。魚を釣るのには高度なテクニックが要求されるこの池で3本も獲るとは大したものだと感心しながら一踏ん張りする。

 午後7時半近くまでアオコでフローターやベストをドロドロにさせながら、お気に入りの第2ワンドを懸命に攻めたが無反応。テンションは最低レベルまで落ち込み、意気消沈して納竿となった。


 天気:雨後曇り 水温:23.0〜25.5℃ pH:不明
 釣果:7匹(バス、ギル)

 午前9時半、マッディー&ドシャローの池へ向ったが、池へ通じる農道で用水排路の工事が始まっていた。小一時間掛けてわざわざ来たのに、重機が慌ただしく動き道を塞いでいる。2月末までの工事期間という看板を見てガックリしていると現場監督らしき人が近寄って来て、直ぐ横の空き地に車を止めても良いと言ってくれた。急いで身支度を整え、フローターと釣り具一式を持って池までトボトボと歩く。

 相変わらず水質は悪く、風下側には水面に怪しげな油膜が漂っていたりする。折角、ファイヤーライン(25lb)に巻き変えたばかりなので、とても嫌〜な感じだったがグッと我慢をして竿を振る。2時間半やって、先日購入したばかりのチマチマアライくんで小バス(22cm)とギル(16cm)を1匹ずつキャッチした。

 2ヶ所目は2時間やってノーヒットノーバイトノーアタック! 3ヶ所目は2時間やって某セミ型ルアーに1アタックあったのみ。出ると思っていなかったので、心の準備ができておらずフッキングミス。その後、ワームを咥えたまま絶命した30cm程のバスの腐乱死体を目撃して気分が悪くなったので、直ぐ隣りにある池に移動。モデルAで小バス(17cm)を1匹釣って40分程度で出水した。

 どの池も魚の反応が悪くて驚くばかり。このところの夜間の冷え込みで水温が3〜5℃落ちていると思われ、これが釣れない原因だと思うのだがいかがなものか・・・。小さくても良いから数を釣りたいと思い、今シーズン、小バスの活性が高い池へ車を走らせる。この池では小一時間でモデルAで2匹(17cm、20cm)、サブワートで1匹(14cm)を釣り上げ出水。

 午後7時、一発勝負で今年ナイターで度々訪れている池へ入水した。開始一投目、堰堤沿いに投げたTDバイブにガツッとヒット。「よっしゃゃゃ〜」って感じで、ハンドルをグリグリ巻いてキャッチしたのは27cm。一投目で釣れたので、今宵は爆釣間違いなしと気合いが入ったのだが、その後はコツリともアタリはなく午後9時に納竿した。

 本日は一所懸命に竿を振ったつもりだが小バス6匹と小ギル1匹のみ。暗闇にフワフワと漂う、季節はずれのホタルがとても物悲しげだった。

 天気:雨後曇り時々晴れ 水温:25.0〜25.8℃ pH:不明
 釣果:7匹(バス)

 久しぶりに別のリールを使おうとカルカッタ100が付いているF2-57Xのリールシートを緩めようとしたがピクリとも動かない。渾身の力を込めてリング部を捻じるが手が滑るだけ。グリップをお湯に漬け、頃合いを見計らって再度挑戦したがこれまた失敗。どうしようもないので、馴染みの釣具店の開店を待ち店主に泣きついた。

 2ピースロッド等では、ロッドが抜けなくなる事が度々あるようだが、「リールシートが固着したのは対応したことがない」と店主。竿を抜くための専用ラバーまで登場させたがウンともスンともしない。結局、2人で竿とシートのリング部を握り締め、力任せに捻じることにした。辛うじて緩ませることができリールを外せたが、今度は締め込むことができずリールを取り付けることができない。

 取り敢えず役に立たないF2-57Xの使用はパス。フローター釣りでは少々長いため、出番が少ないF1-60Xカルカッタ50XTを装着して前夜4匹釣ったnoppoさんのホームポンドへ午前11時に突撃した。ここでは、朝の段階で力を使い果たしたのが原因か、1時間半も竿を振ったがノーヒットでギブアップ。

 2ヶ所目は、ここ暫く真っ昼間には訪れたことがない「週末恒例の池」へ入水。緑色の絵の具をドロドロに溶し込んだようなアオコが漂う中、1時間半浮かんだが、ここでもノーヒット。午後3時の段階で1匹も釣っていない状態は非常に耐え難く、切り札である小バスだらけの「アブレなしの池」へと向った。

 開始20分、沈黙を破ったのは野池禁断の御法度ルアーであるベビークランク。当の昔に封印し、携帯するBOXには入れていなかったのだが、今朝世話になった釣具店で素敵なカラーを見つけ、お礼の意味も込めて購入した物だった。1匹目は22cm、案の定サイズが小さい。続いて22cm。3匹目にややサイズが上がって28cm。この勢いで目指せ30UPと目標を掲げたが、振り出しに戻って23cm。ルアーをグリフォンMRXに変え、2匹連続フックオフの後に24cmをキャッチ。

 夕マヅメのデカバス狙いで車を20分走らせ4ヶ所目の池へ到着。既に生産中止となっているZクランクで2連続ばらし。3度目の正直で21cmをキャッチ。アタリが遠のいたのでピーナッツUDRを取り出しキャストしたら、あっさりと37cmをキャッチ。「やっぱり凄いぞピーナッツU!!」などと独り言を言いながらキャストを続けるが魚は沈黙。午後8時、帰り間際の堰堤狙いで使っていたミッドワンマイナスで小バスをバラして納竿となった。

 今回の釣行ではナント5匹もバスをロストした。原因は使い慣れたロッドよりも長く柔らかいロッドと、伸びるナイロンライン(18lb)なのかもしれない。日頃は伸びがなく、感度が高いファイヤーライン(25lb)を使用しているのでアタリは明確。加えて、1ランク固く、短い竿に慣れているのでフッキングがイマイチだったのかもしれない。

 また、久しぶりに使ったナイロンラインは魚のバイトなのか、ストラクチャーに当たったのか、ゴミを拾ったのかが判断できずに戸惑うことが多かった。この迷いが度重なるロストに繋がったのかもしれない。今回の反省を次回に活かすため取り敢えず、ラインはファイヤーラインに巻き直そうと思う。


 天気:曇り 水温:24.0〜26.0℃ pH:不明
 釣果:16匹(バス)

 春先に巨大バスが釣れたという池に午前10時前に入水した。トップを投げまくっていた先行者に様子を聞くと、「まるで反能なし」と愛想のない答えが返ってきた。昨晩から急に冷え込み、水温が低下。ワンド奥では吐く息が白く見えるほど気温も下がっており、トップで釣るのはとても厳しそう。クランクベイト各種を使い岸打ちをしていくがノーバイト。途中、やる気のなさそうな小バスと小ギルを数匹見かけたが、全く釣れる気がせず午前11時に出水。

 すぐ隣りの池へ移動し、1時間程竿を振ってピーナッツUDRで20cm程度の小バスを1匹キャッチ。3ヶ所目の池は大減水&水温急低下(24℃)という条件の中、クラップシューターに1アタック、ピーナッツUで2匹(19cm、29cm)をキャッチしこちらも1時間で出水。

 本日の釣果が僅かに3匹という貧果に耐えられず、小バス入れ食い「アブレなしの池」へ向った。ここは非常に小さな池にもかかわらずバスのストックは多く、コンディションが良いと正に入れ食いが楽しめる池である。開始早々からDチェリーで1匹、バスハンターUで2匹、ジョインテッドシャッドラップで3匹、カツアゲフック3本仕様のフラットフィッシュで2匹、コアユで1匹の合計9匹(20cm〜26cm)をバタバタと釣り上げ気分をリフレッシュ。

 午後6時に入水した5ヶ所目はnoppoさんのホームグランド。人知れず、釣行のたびにゴミ拾いをしている彼に心から感謝しながらキャストを始める。おかげさまでゴミは少ないのだが、肝心なバスも少なく魚影は極端に薄い。大きな池なので全部周っていたのでは夜中になってしまう。夕マヅメでシャローに上がってくるバスを狙い撃つため、ワンド奥と堰堤の2ヶ所にポイントを絞って竿を振る。

 正味2時間、ウィグルワートを使いワンド奥で35cm、ワンド手前で25cm、堰堤で23cm。そして施設の排水が流れ込むワンドでピーナッツUDRを使って14cmを釣り上げ納竿。本日は小バスに的を絞って(!?)16匹キャッチ。数を釣れば良いという物でもないが、「釣れないよりは釣れた方が良いだろう」と開き直った1日だった。

 天気:晴れ曇り 水温:28.0〜29.0℃ pH:不明
 釣果:10匹(バス)

 午前9時過ぎにドシャローの池へ単独入水。雨の影響なのかドロドロに茶色く泡立った水の中で40分も空しいキャストが続き、ギブアップ寸前にピーナッツUDRで小バス(28cm、31cm)をキャッチ。その後、TDバイブの四方八方絨毯爆撃で正体不明の巨大魚を引っ掛け、一気にラインを引きずり出され竿まで伸されてフックオフ。一瞬の出来事になすすべもなく暫し呆然となる。その後、コンバットクランクSSRで23cm、グリフォンMRXで33cm、ビッグOで35cmを追加。午後1時前に出水し次の池へと向った。

 めっきり秋っぽくなった風に吹かれながら浮いた2ヶ所目の池は、先行者がいたのかルアーへの極めて悪く2時間弱やってノーキャッチ。noppoさんに遭遇した3ヶ所目ではワンド奥のシャローでTDバイブを使い30cmを釣り上げたが、後が続かず僅か1時間で出水。

 午後5時前に到着した4ヶ所目は今シーズン比較的調子が良いが、このところサイズダウンが目立ってきている池。減水しているのでオーバーハング下を60cmくらいの間隔でビシバシと狙い撃ち、バスの居場所を探していく。アレコレとルアーを交換しながら魚の反応を見るが、結局はピーナッツUDRに辿り着き、20〜34cmを4匹釣り上げて午後6時半に出水。

 小バスしか釣れていないので、30分車を走らせ一発逆転を狙って「週末恒例の池」へ入水。大減水しており、アオコでドロドロ。辺りには青臭い臭いが立ち込め、フローターにはアオコがべっとりと付着し、ロッドを持つ手は青くなるほどの水質の悪さ。長く粘っても釣れないだろうと考え、攻める場所は40cmUPの実績があるポイントのみに絞る。絶大な信頼を抱いているウィグルワートシュローラビットを使ったがノーバイト。釣果は10匹止まりで、午後9時に納竿した。

 天気:曇り 水温:30.0℃ pH:不明
 釣果:12匹(バス)

 2日間続けての釣行だったので、少々お疲れ気味。昼間はのんびり過ごして、夕方からデカバス狙いに的を絞ろうと、持参するルアーを厳選し着々と準備を進めた。午後4時過ぎに入水した池は、過去の釣行から全く期待ができないウルトラD級レベルのポイント。魚が釣れないので人気がなく、訪れる釣り人は少ないのだが、良い感じで減水していたので竿を出してみた。

 バスがいれば絶対に釣れるハズの絶大な信頼を寄せるモデルAで岸を手早く打ちながら、ぐるっと時計とは反対周りでチェックする。僅か開始3分でポロッと18cmをキャッチ。思いのほか案外あっさり釣れたので、少々肩透かしを食った気がしたが、この後が続かない。

 30分もモデルAをキャストしまくったが反応がないので野池禁断のグリフォンSR-Xを取り出す。ボックスの中では既に「お守り」的な存在なのだが、たまには水に浸けてやろうと倒木周りを攻めてみたら20cmが食ついてきた。変化に乏しい池なので1時間も経たないうちにぐるっと一回り。2周も周る気はサラサラなかったので、とっとと出水した。

 午後5時過ぎに到着した2ヶ所目はアブレなしの池。7月にSolid.Kさんが蜂に刺され救急車で病院送りにされた忌まわしい池でもある。蜂の巣の場所は分かっているので遠巻きにしながら入水する。トップへの反応は鈍いようなのでピーナッツUの出番。投げ始めたとたんにバタバタと釣れ、21〜27cmを4匹連続キャッチ。ルアーをDチェリーに交換し21〜26cmを3匹追加。続いてラパラSFRで22cmを3匹釣り上げた。

 たとえ小バスでも入れ食い状態は楽しく、つい夢中になってしまう。気がつけば午後6時をまわり夕闇が迫っていた。そろそろナイターで一発逆転デカバス狙いができる池へと移動しようと思った矢先に、辺りに稲妻が走り、雷鳴が轟き始めた。稲妻が光ってから雷鳴が鳴り響くまでの時間を計測すると10秒、次が8秒、そして6秒・・・。徐々に雷雲が近づいて来るようなのでナイター釣行は断念することにした。

 死ぬほど魚釣りは好きだが、死んでは釣りができない。「超高弾力・高感度・超軽量」と銘打った、いかにも通電性が高そうなカーボンロッドを持ち、フローターで池に浮かべば雷様に狙ってくれと言わんばかりの状況である。この夏の目標である55cmUPを未だに釣り上げていないので、ナイター釣行を諦めるのは残念だが命には代えられない。

 道具一式を車に放り込み家路に向うと、突然激しい雨が降り始めた。危機一髪で雨に濡れることもなく帰宅することができ、良いタイミングで判断できたと我ながら感心した。この雨で奇麗な水と十分な酸素が供給されるので、きっと魚の活性が高まることだろう。今度の週末が楽しみだ。


 天気:曇り後雨 水温:28.0〜29.5℃ pH:不明
 釣果:0〜8匹(バス)

 地図を見ると小さな池の印があり、以前から気になっていた3つの池へ行くことにした。いずれも過去に訪れようととしたのだが、池に向う道が判らなかった経過があり、今回はゼンリンの住宅地図をフル活用することにした。池の位置は概ね分かるのだが、やはり池へと続く道が分からない。汗だくになって山の中をぐるぐると歩きまわり、やっと茶畑の脇を抜ける小道を発見した。

 急斜面の雑木林を滑りながら降り、大減水している池のほとりに佇む。水面を暫く眺めていたが、大きな鯉がドヨドヨと泳ぎ回っているのは見えるが、バスの姿は発見できなかったためパス。再び山の斜面を登って雑木林を潜り抜け、近くにあるはずの2ヶ所目の池を探すが、何処にあるのか皆目見当がつかずギブアップ。結局、路肩に止めていた車まで戻るのに、農道をトボトボと歩き30分も掛ってしまった。

 3ヶ所目は案外あっさりと到着。堰堤から眺めていると小バスと小ギルがサスペンドしているのを発見し速攻で入水した。開始早々、オーバーハング下を狙っていたピーナッツUDRに3回アタックがあり21cmをキャッチ。続いて沈んでいる倒木周りを丁寧に攻めて36cmと42cmを釣り上げた。

 始めて入水した池で40cmUPを釣り上げ大満足。携帯電話で連絡を取り合っていたTD氏が合流し、一緒になって浮かんだが、彼がピーナッツUDRで26cmを釣り上げた後は空しいキャストが続く。池の東側では魚の反応があったのだが、西側には魚っ気がない。気がつけば風で吹き寄せられた無数の淡水クラゲが漂っていた。これまでの経験上淡水クラゲが発生している池では良い思いをしたことがなく、これ以上の釣果は期待できないと判断して出水した。

 次は何処へ行こうかと悩んだ挙げ句、ダメモトで某有名野池へ挑戦した。以前、雑誌で紹介されたこともあり、初心者陸っぱりアングラーが多数訪れる池なのだが、まともに魚が釣れた経験がない。広がるヒシモを掻き分けながら、ゴブリンを投げる。パシュ、パシュっとヒシモの隙間からバスがルアーへアタックするのだが、いかんせん魚が小さい。岸際でボイルが起こったので、すかさずグリフォンMR-Xを投げると僅かに12cmのバスが食ってきた。追われているベイトフィッシュがフックに掛かったのかと一瞬思ったが、追っていた魚が僅か12cmとわかり思わず苦笑。

 その後、ヒシモと岸との僅かな隙間へラパラSFRを放り込んで15cmをキャッチ。TD氏はV4バズスラバーバイブ小型クランクで小バスを4匹キャッチして出水。その後、noppoさんと合流し、雨が降る中、車を15分ほど走らせて地図に載っていない池へ入水した。午後5時を過ぎていたので勝負は1時間と決め、左奥のワンドのみにポイントを絞った。最奥部のシャローでコンバットクランクSSRを使い25cmと32cmをキャッチ。池をぐるっと一回りしたTD氏、ジグ打ちをしていたnoppoさんは空振りに終わった。

 「このままでは、納得が行かない!」と午後7時にナイターへ突入。日中、相当攻められていたのか、魚の反応は非常に渋い。noppoさんは7時半にギブアップ。続いてビッグOで1匹バラシていたTD氏が8時にギブアップ。遠くでバリバリと光っている稲光を気にしながらも一人キャストを続け、ウィグルワートで26cmをどうにか釣り上げ、午後9時に納竿した。

 天気:雨 水温:28.5℃ pH:不明
 釣果:5匹(バス)

 一泊二日の長野出張を終えて自宅に戻り、一服する間もなく野池へ車を走らせた。午後8時前、奥のワンドでピーナッツUに果敢にアタックしてきた25cm程度のサイズを釣り落とした後、ラパラFJ11サブワートで表層攻め。しかし、反応がないのでベイトXコンセプトに変えたら一投目に35cmがヒットした。

 雨が水面を叩き、トップへの反応は皆無。水中系のルアーをアレコレ引きまくるがアタリがないので、もう帰ろうかと考え堰堤に向う。岸に上がる前に堰堤を打っておこうと、ウィグルワートを投げたとたんに怒涛の3連発。28cm、39cmと続き、トドメにルアー丸呑みの40cmを釣り上げた。

 この3連発で帰るのを思いとどまり、池をもう一回りしてみることにした。しかし、世の中そんなに甘くなく、延々1時間も竿を振るが無反応のまま、結局ぐるっと池を一回りして堰堤に辿り着いた。最後の一勝負で、ウィグルワートを使い丁寧に堰堤を探る。これで活きの良い33cmをキャッチし午後10時過ぎに納竿した。


 天気:晴れ 水温:26.0〜31.0℃ pH:不明
 釣果:3匹(バス)

 昼過ぎ、数年前にギルが大発生した池へ久しぶりに入水した。当時、ポケットソナーを使って調べた際、魚影の濃さに驚いたが画面に映ったのは全てギルと思われ、それ以降この池で竿を振ることはなかった。

 堰堤に立ち水面を暫く眺めたが、大発生していたギルは1匹も見受けられず、バスの姿も見ることはできなかった。「水を抜いたかな?」と思いながらキャストを続けていると、堰堤でロッドを振っていた外国人が餌とワームを使って20〜25cm程度のバスを3匹釣り上げた。これでバスがいることが判り、最もバスを手軽に釣る事が可能なピーナッツUをブンブンと投げまくる。一度だけ水中でギラッと銀色に輝く魚体が見えたと同時にコツンとアタリを感じたがフッキングミス。結局、小一時間やって1匹も釣れずスゴスゴと退散した。

 2ヶ所目は始めて入水する極小さな山間の池。先行者のフローター2人組みにご挨拶をして、状況を聞くと小バスが見えるだけとのこと。トップは投げていないようだったので、水面オンリーで攻めてみることにした。1時間少々やってバスポーザージタバグJTにアタックがあっただけでノーキャッチ。

 パラダイスを求めて地図を見ながら茶畑の中を走り回り、野池への入り口を探す。農家の人に教えられるまま、極細の農道をワイドボデー四駆車の側面をガリガリ擦りながら突き進んだが、ついに辿り着くことはできなかった。気がつけば午後5時を過ぎている。昼からやって僅か2ヶ所しか入水できず、しかもノーキャッチ。「今日半日、何をやってたんだろ?」という素朴な疑問が頭を過ぎる。

 車を30分程走らせ、8月に40cmUPが連発した池へ突入。キャストを開始して25分、この池もダメかなと思っていたところでスゴイスプラッシュに25cm。続いてデカダンスフィーRで35cm、そしてラージマウスセラフで腹パンパンの44cmを仕留めた。この勢いで釣りまくるぞと気合を入れたのだが、パタリとアタリが遠のき、トップからクランクベイトに変えても無反応。結局、8時半まで竿を振り続けたが、半日の合計釣果は3匹でストップフィッシングとなった。


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