メールサーバ(Postfix)の起動

NetBSD/hpcmipsにはpostfixが標準でインストールされてます。
んじゃ,起動してみるかな♪

 /etc/postfix/main.cf の設定
まずpostfixの設定ファイル /etc/postfix/main.cf を次のように設定してやります。
myhostname = ceserver.no-ip.org
mydomain = no-ip.org
myorigin = $myhostname
inet_interfaces = all
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain $mydomain
mynetworks_style = subnet
mynetworks = 192.168.0.0/24, 127.0.0.0/8
relay_domains = $mydestination
local_recipient_maps = $alias_maps unix:passwd.byname
alias_maps = hash:/etc/mail/aliases
alias_database = hash:/etc/mail/aliases
POPサーバはインストールされてないみたいだから,届いたメールは普段使っているISPのメールサーバに転送してやりましょう。

 メールエイリアスの設定
webmaster@ceserver.no-ip.orgに届いたメールを,僕が使ってるISPのメールアドレス murata@hoge.ne.jpに転送するにはメールエイリアスの設定ファイル /etc/mail/aliases に次のように書きます。
webmaster: murata@hoge.ne.jp
unixに登録されてないユーザ名でも構いませんから,webmaster以外にもadminだろうがinfoだろうが,作り放題です(^-^)

# newaliases
とタイプすると,エイリアスのデータベースができるらしいですな。

では,postfixを起動してやりましょう。
# postfix start
LAN内のクライアントPCから送信するにはメーラーのSMTPサーバの欄にメールサーバのローカルIPアドレス(僕の場合は192.168.0.13)と書いてやればOK。モバギがメールサーバになるなんて愉快ですなあ♪ 
あ,ココで不正中継の危険性がないかチェックすることをお忘れなく。

 ルータの設定(ポートフォワーディング
当然,25番ポートと110番ポートは空けてやらないといけません。
うちの場合は2台のサーバがあるので,こんな設定↓になってます。
2セッション同時接続で,グローバルIPアドレスを2つ取得してるんですな。
192.168.0.10がVineLinuxサーバ,192.168.0.13がモバギサーバです。
メールサーバの方のポートフォワーディング設定の間違いに気づくのに3日かかりました(^-^;)
(2004/06/27)

はじめに
ハードウェアの準備
CET Web Serverのインストール
ネットワーク構成
NetBSD/hpcmipsのインストール
ユーザ追加,telnetとftpサーバの起動
Webサーバ thttpd のインストール
掲示板CGIの設置
ユーザ認証ページを作る
メールサーバ(Postfix)の起動
POPサーバ(teapop)のインストール
リンク

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