Webサーバ thttpd のインストール

 さて,いよいよWebサーバソフトを入れてやりましょう。
最初はApacheを入れてやろうと思ったんだけど,うまくいかなかったのでthttpdってのにしてみました。

 Apacheがうまく入らんなあ・・・
使い慣れたソフトが一番ですから,まずはApacheのインストールを試みました。
VineLinuxだったら#apt-get install apache 
なんてやるんだけど,NetBSDではpkg_addなんだそうですね。
#pkg_add ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/1.6/hpcmips/All/apache
てな具合にftpサーバのパスを書いてやれば,最新のパッケージをダウンロードしてインストールしてくれるんだそうです。 しかも,ファイルの依存性も解決してくれるってんだから,なかなかのもんですな。
けっこう時間がかかったけど,なんとかインストールが終了してコマンドプロンプトに戻ってきました。 httpd.confの設定は後回しにして,#/usr/pkg/etc/rc.d/apache start と打ってみると無情にも,WARNING: $apache is not set properly なんて言われてしまいました。

 その後も,パッケージコレクションを使ってインストールを試みたり,ソースをコンパイルしてインストールしようとしてみたりしたんだけどことごとく失敗 _| ̄|○
こんにゃろ,もう知らん! ってなわけで,apacheはあきらめて,thttpdというWebサーバをインストールすることにしました。(あきらめが早いぞ)

 thttpd はインストール成功♪
thttpdのホームページにあるこの絵を見て脱力 してしまいましたが,気にしないようにして(?)ソースthttpd-2.25b.tar.gzをダウンロード。で,このファイルを解凍してから
# ./configure
# make
# make install
であっさりインストール完了。おいおい,ほんとに大丈夫かなー? 
実行ファイルは /usr/local/sbin/thttpd ですが,パスは通ってるので # thttpd でサーバが起動しました(^o^)

 起動設定ファイル thttpd.conf は thttpd-2.25b.tar.gz を解凍したディレクトリの下,
thttpd-2.25b/contrib/redhat-rpm/thttpd.conf などという分かりにくい場所にあるので,これを/etcの下にコピーしてから書き換えてやりました。
と言っても document root を
dir=/home/murata ←僕の場合,FTPクライアントで接続するととりあえずここに繋がるので。
それから,charsetを
charset="Shift_JIS" ←こうしてやらないと文字化けします。
としてやっただけ。
で,thttpd を起動するときは,# thttpd -C /etc/thttpd.conf としてやればOKです。

あ,それから これは注意しないといけないんだけど,htmlファイルやjpg,gifなどの画像ファイルはパーミッションを640ではなく,644にしてやらないといけません。ヘンなの。  (2004/05/15)


はじめに
ハードウェアの準備
CET Web Serverのインストール
ネットワーク構成
NetBSD/hpcmipsのインストール
ユーザ追加,telnetとftpサーバの起動
Webサーバ thttpd のインストール
掲示板CGIの設置
ユーザ認証ページを作る
メールサーバ(Postfix)の起動
POPサーバ(teapop)のインストール
リンク

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