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数あるルアーの中でも魚種を選ばず、安心して使うことが出来るのがビーフリーズ。ビーフリーズ100はどうにもイマイチなのだが、ビーフリーズ78の方は様々なシチュエーションで出番がある。サスペンドモデルとシンキングモデルの重さの違いは僅か1g。豪州遠征ではソルト系のフックとリングに交換するため、この重さの差は実感していない。ソルトフックを装備しても浮力が確保できるハイフロートモデルがあれば、オーストラリアのルアー釣りにおける勢力図が変わってしまうのではないだろうか。
ビーフリーズロングビルにはフローティング(F)、シンキング(S)、エキストラシンキング(EX-S)の3モデルがあるが、フローティングは既に店頭から消えてしまっている。地元の中小河川で活躍するのはEX-Sなのだが、バラマンディ狙いだったらFモデルがお勧めだ。これらモデルの違いを確認するためにフックを外して風呂桶に入れてみると、その違いに気がつき「おおっ!?」と驚く。Fは水平浮き、EX-Sは頭を下げて「すうっ〜」と沈み、Sは・・・尻を上げて浮ぶのだ。豪州遠征で使う場合は、純正リング、フックは全て交換し、万全な体制で望む必要があるだろう。
TN/50、TN/60、TN/70の3サイズがあり、ラトル、ノンラトル、フルタングステンモデル等、音にこだわった様々なバージョンがある。コンパクトボディながらアウトメタルシステムによりベイトタックルでも十分な飛距離を確保でき、しかも立ち上がりやスイミング時の安定性が優れている。
国内でのバス釣りでは各地で実績を上げているが、この小さいボディが豪州におけるオーストラリアンバスでも人気沸騰。もちろん、スーティーグランターや鉄砲魚でもOK。見ず知らずの豪州人から私のところへ「TNを送って欲しい」とメールが届いたりもしたルアーである。スモール・シシーベイトは日本のお家芸。小さいけれども作りがしっかりしていて良く釣れるルアーは、海外で非常に評価が高まっているのだ。
スレッジ6は1.5〜2m、スレッジ7は2〜3mでの使用を想定。それぞれのルアーにフローティング(F)とサスペントタイプ(SP)があり、Fモデルは重心移動システム、SPモデルは重心移動システムまたはC.B.S(カウンターバランスシステム)が搭載されている。また、後に発売されたソルト用のスレッジ6はシンキング(重心移動システム)、スレッジ7はフローティングで重心移動システムまたはC.B.Sを搭載している。深く潜る方がFモデルであることに首を傾げたくなるが、メーカーサイドでアレコレ検討した結果なのだろう。
2002年3月の豪州遠征でスレッジ6SPを試したが、その後は登場回数がめっきり減少。やはりシャッドラップには勝てないのである。ついには遠征ボックスの中に入れて渡豪することもなくなってしまったルアーなのだが、使えば魚を引き出すことは可能だろう。このルアーは浮力が少ないので、選ぶのはFモデル。ソルト用のスレッジはカラーの設定数が少ないので、フレッシュウォーター用から選べば良いだろう。
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